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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年12月12日
  • 読了時間: 2分

 軍拡と貧困セットの政策はトレンドに日本も乗っただけのこと。

 安全保障を充実させて、そのさい効率化してなるべく安上りにするのが常識なのに、まず防衛費の倍増と言い出し、その一方で生活苦の庶民をさらに苦しめる、なんてことを政府がするのは、そうすることで一般国民を苦しめて忍従させるのが目的である。


 これは世界の各地に発生した潮流である。

 歴史的に日本と似た部分があるドイツも、中立国・高福祉国だったスウェーデン・フィンランドも、すでに着手している。国の内側は一部の金持ちだけの社会としてしまい、外側では覇権のため戦争するのだ、という路線変更である。

 その口実にされたのが、中国でありロシアである。だから、これをいうと「親中」「親露」とレッテル貼り攻撃がはじまる。



 ところが、これを普段は政府に批判的な人たちが理解できない。

 それが戦争だけでなく、国際情勢の認識となると、ことごとく迷走する。金持ち贔屓と庶民の迫害と一体化している戦争に関して大手マスメディアから垂れ流されるプロパガンダを真に受ける。

 ここで前に指摘したことの繰り返しになるが、戦争プロパガンダを批判するため世界情勢について常識的な情報を、CIAと癒着した米国最大雑誌『リーダーズダイジェスト』から引用しているのに、ロシアの広報『スプートニク』だと言って非難した愚者がいて、まるで産経の記事なのに「朝日が~」と言い出す奴と同じだった。それでいて国内のことでは政権を批判したりする。誰が名付けたか「反自公ネトウヨ」とは的確な表現だ。


 日本の政策を批判する人たちの愚かしい矛盾は、世界情勢と経済の基礎が無い。

 これはNHKや朝日新聞など大手マスコミに勤務する記者でも無知丸出しであるが、では商業メディアと違うと売りにしている『赤旗』など政党機関紙はどうかと言うと全く同じ。

 これだから、日本の政府を批判しても形だけで中身が無いのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年12月2日
  • 読了時間: 2分

 国歌はナショナル-アンセムと言う。

 かつて高校の時に英語の教師が「ナショナル-ソング」と言ったけれど、儀礼用に演奏するだけで唄わない歌詞が無いものもあるから、ソングでは不適切だと言う話を後で聞いた。


 ところで、国歌の歌詞を一部変えた国々がある。

 例えばロシアは、唄い出しが「ロシア」だけど、元は「ソユーズ」で、これは宇宙船の命名にも使用されているが、「連邦」の意味で、国歌は「ソビエト連邦」のことだったから、今はロシア連邦なので変えたということだ。

 最近ではイギリスが変えた。「ゴッド-セーブ-ザ-クイーン」の「クイーン」を「キング」にした。もちろんエリザベス女王が死んで息子のチャールズ皇太子が後を継いで国王となったからだ。



 チャールズ皇太子と離婚したダイアナ妃の映画が話題だった。

 前にもテレビドラマが作られて日本でも放送されていた。チャールズ皇太子と婚約したものの、彼の女性関係を知ったダイナアさんは、これでは結婚できないと言ったけれど、婚約を公に発表してしまった後だから今さら止められないので結婚しなさいとエリザベス女王に命令されてしまう。

 こういう話が大好きだったうちの母親は大喜びで観ていた。

 ダイアナ交通事故死に暗殺説があった。

 あのとき、ダイアナ元皇太子妃は、週刊誌やタブロイド紙にスキャンダル写真を売ろうと有名人を追いかける「パパラッチ」と呼ばれるカメラマンから逃れようとして、運転手は飲酒していたにも関わらず急遽発車という次第で、事故になってしまった。

 これについてエリザベス女王は、もう親類ではないから関係ないと冷たく言い放ったと伝えられるが、それは表向きのこと。ダイアナ元皇太子妃に再婚話があり、これが英国にとって不都合な人物だったから、いずれ国王になる人の元妻というだけでなく、将来は跡継ぎとなる子供の母親が、それでは困る。そこでMI6などの英国諜報機関が事故を仕組んだのではないかと囁かれた。


 チャールズ皇太子なら、やりかねないと言う人たちがいる。

 そんなことを言うのは女性ばかり。チャールズ皇太子の陰謀ではなく印象で、女たらし遊び人なうえ何より顔つきが悪いということ。つまり、うちの母親と同じ女性が多いわけだ。

 
 
 

 ロシアのプーチン大統領がアメリカの原爆投下を批判した件。

 これは先月の27日にモスクワで開かれた国際討論フォーラム「ワルダイ会議」でのこと。ウクライナ侵攻を巡る核兵器使用の可能性などについて質問に答える中で言及した。


 広島と長崎への原爆投下は「軍事的にはまったく必要なかった」「米国は非核保有国に核兵器を使った唯一の国だ」と批判したうえで、米国の領土の一体性や国家主権に対する脅威はなかったとし、また当時の日本には既に反撃する能力もなかったのだから「事実上、一般市民を核攻撃した」と指摘した。

 さらに日本の教科書は「連合国側が原爆を投下したと書いてある」と述べ、「学校の教科書にさえ(投下したのは米国だという)真実が書けない」と主張した。


 これは、今になってプーチン大統領の見解として述べられたことではない。

 なぜなら、ソビエト時代から教科書に記述されていたことであり、この教科書をプーチン大統領も学校で使っていた。

 アメリカが戦後に優位さを示すためには原爆を使用することが有効であると考えたはずで、それ以外の理由は考えられないと指摘していた。



 このようにソビエトの教科書が指摘していたことは、日本でも一部で報道されていたが、そのことを発展させた議論は無かった。

 だから知らない人もいるにしても、それでは困る。前にアメリカのオバマ大統領らが原爆投下と爆発の映像を見て拍手喝采するなかで、一方プーチン大統領は十字を切って犠牲者を忌む意思を示した。このことが驚きをもって報じられたのは、マスコミの劣化の表れである。驚くことではなく当たり前のことであると認識できなかったのだから。


 ただ、あの当時、そういうことを取り上げたら攻撃され、そんなことをする勢力の中枢に巣食っていたのは他でもない統一協会だったのだ。

 
 
 
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