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​炬火 Die Fackel 

 先日は、裁判所に行きかけて、携帯電話に中止の連絡があり、途中で戻った。

 後で聞いたら、担当判事が体調不良で欠勤とのこと。書記官があちこち電話して謝っていた。最初は被告が死んだのかと思った。もちろん嘘の死で、もともといない人をでっち上げ、後で死んだことにして解決する常套手段があるけど、それかもしれないと。


 この事件の被告は、警察が不正を働いたさいの担当だった。

 それで、実在しない人をでっち上げて責任者にしている疑惑が持たれていたのだ。つまり架空の警察官とは『キージェ中尉』みたいな者だ。

 ロシア皇帝を怒らせた側近たちは、キージェ中尉という実在しない人の責任にしておき、後で死んだことにして、皇帝が同情して葬式をあげてやれと言ったので、元々居ない人の葬儀を空の棺桶を担いで執り行う。権力に振り回される風刺劇だ。



 問題になっている架空の警官「田中」をでっち上げた疑惑。

 しかし、その弁護士は実在すると主張した。ところが証拠がない。また、その弁護士の話も内容から疑惑が深まるばかり。例えば、その弁護士が裁判所に提出した書面によると、警察手帳を提示したから間違いないというけれど、本当はIDというべきものを提示するものだ。そうだと警察官も言っていて、見せてもらったことがある。写真付きで、官名と職名と所属が記載されている。警察手帳を提示するのはテレビの刑事ドラマである。こんなこと警察官の代理人をしている弁護士が解らないわけがない。だから嘘だったのではないか。


 裁判官の体調不良ということで、この裁判の続きは四月の下旬に延期となった。



 ちなみに『キージェ中尉』という話にはプロコフィエフが音楽を付けている。旧ソ連の作曲者で、ロシアではなくウクライナの出身であったことは先日の話題である。

 
 
 

 例の裁判で問題なのは、警官が職務中に違法を行ったこと。

 これについて、職務中ということは公務だから個人責任はなく警察や都道府県の責任であるというのが被告の警察官の主張であった。かつて大虐殺の実行で戦犯として裁かれたナチの高官アドルフ-アイヒマンみたいだが、少し本件は違う。

 かつて東京都世田谷区用賀で、パトロール中の制服警官が女子大生に性的暴行をしかけて抵抗されたので殺害した事件があったが、これも、勤務中だったから個人責任は無いのだろうか。それと同じであり、被告は公務中ではあったが公務に見せかけて公務ではない不法行為をしたのである。


 そして本件は、上記事件の調査妨害である。

 この事件そのものは後で別に訴訟とする予定だが、その前提の調査はして問題が無いと検察庁と地元の警察官たちに指摘されたので言われた通りにしたのに、田中信と名乗る実在の確認が未だの警部補(らしい)現在は兵庫県警の東灘警察署に勤務している(らしい)人が、執拗に妨害し、市民の正当な情報アクセス権を妨害したという問題である。

 現に答弁書において被告は事実を認めているが、法的根拠も物的証拠も上司の証言も当人の陳述による証拠もなく、上司と相談したというが指示や命令を受けたのというのではなく、あくまで被告本人の判断であり、かかる行為は法的制度的にはありえず、明らかに不法であるから、警察官の職務中の行為とはいえパトロール中に女子大生に性的暴行を加えようと襲って殺害したのと同じということである。

 だいたい、公務というなら告知義務があるのに官名も職名も名乗らなかった。だから東京都内の警察官たちも不当だと指摘していたのだ。大阪府警や兵庫県県警は何かと騒ぎになるが…と。



 これに女性の弁護士は、その田中信警部補と名乗る人が「女性の敵」の犯罪者に贔屓している人なので、それだけでも気持ち悪いと言った。

 しかも、そんな悪い男性に権力を持った警察官が味方して、善良な市民それも女性を迫害しているのは恐怖で、許せないと思うより関わりたくないと言う。おそらく田中信警部補と名乗る人は女性の敵に味方したうえで権力を笠にきて女性に嫌らしいことをして恍惚となりながら下着をおろしてオナニーをする変態ハゲオヤジであることが言動から容易に思い浮かび生理的にうけつけないそうだ。品の悪い話で申し訳ないが、これはなにも相談したけど拒絶されたから女性の弁護士に怒って言っているのではない。

 なんで容姿まで正確に解るのか女性のカンというやつかもしれないが、しかし頭髪などがそうであることは間違いなくても、公務のさい写真付きの身分証人は告知義務違反してまで見せなかったのだから、替え玉かもしれないのだ。警察の不正を追及し続けている知人でもあるジャーナリストの寺澤有氏も、警察官が替え玉をやっている実態を報じていたのを思い出させる事実である。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年2月20日
  • 読了時間: 3分

 警察官、検察官、裁判官、自衛官などの不正を追及し続けているジャーナリストの寺澤有氏らも被害に遭っている悪徳判事が北澤晶であった。

 かつてこの北澤晶が裁判長をしている合議体は、権力の不正を追及する人たちに露骨な迫害を加えていただけでなく、裁判に提出する書面に堂々と差別用語を記述までしていた。特に酷かったのは、裁判に出てきた医師が当事者の病気について、昔は使われていた用語だが差別的であるから今では使用されていないと言っているのに、それを見てわざわざ書面中に記述して嫌がらせするという凶悪さであった。


 この問題を追及したことがある。

 まず、差別用語の使用について、公的機関の業務であっても差別は法務局の人権擁護委員会に勧告してもらうことができるので訴えたのだが、相手が裁判官なので出来ないという。制度的にではなく、裁判官だから勝手に問題が無いと決めることができてしまうからである。

 確かに故意の差別用語使用は悪質で、法務局の職員も驚き呆れ顔をしかめていたけれど、残念ながら裁判官に対して「あなたは仕事している時に、明らかに故意で嫌がらせ目的に差別用語を使用したけれど、それは人権侵害なので絶対いけないことなのですよ」と、普通はする勧告ができないという。

 つまり裁判官の独裁で人権侵害しても法務局は無力というのだ。


 それで裁判所に訴えた。

 すると北澤晶とその郎党たちは、自分たちがやったことは公務だったので個人責任は無いと居直った。そうくると思っていたので、かつて「ホロコースト」「ショア」と言われる大虐殺の実行で戦犯として裁かれたナチの高官アドルフ-アイヒマンの、戦犯法廷での写真を複写した書面を提出し「北澤晶は顔だけでなく言う事までナチ戦犯アイヒマンにそっくり」と皮肉った。アイヒマンも、公務だったからと無罪を主張したのだった。

 これに裁判官が困ってしまい、受け取りたくないと言い出した。法廷で笑いをこらえながら。なぜなら、同じ主張をしているうえ、顔も北澤晶とアイヒマンは良く似ているからだ。吹き出しそうになって抑えている裁判官の様子は、傍聴席の人たちも面白がっていた。



 アイヒマンは死刑だが北澤晶は無罪だった。

 公務だったというアイヒマンの主張は人道に対する罪では通用しなかったが、同じく人道に対する罪でも北澤晶は裁かれなかった。日本の裁判所だから身内に甘いというわけだ。

 ここまで酷くはなくても、日本では「コート-ハラスメント」といって法廷で裁判官が暴言を吐いたり差別したりがひどい。家庭裁判所で夫のDVを訴える女性に裁判官が「夫が妻を殴るには相当の理由があるからだ。私だってうちで妻を殴っている」と言ったことは有名である。

 

 せめて差別に対しては、裁判官に対し法務局など外部から勧告する制度とすべきである。

 
 
 
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