- 井上靜

- 2022年6月11日
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ジョニー-デップが元妻に勝訴して、莫大な賠償金と共に弁護士らのいでたちが話題となった。
これは、彼が離婚した元妻から作り話を言いふらされ、この悪印象からヒット作のシリーズに出演の予定が取り止めになり、多大な損害となったと訴えていたもの。その家庭内暴力というのは虚偽であると認められたのだ。
この訴訟で、彼が雇ったヤリ手の弁護士たちは映画の『オーシャンズ』のようだと話題になったのだった。
ハリウッド映画では『評決』『フィラデルフィア』『エリン-ブロコビッチ』など法廷もので、大企業などの金持ちが雇う大手法律事務所の弁護士たちを、庶民的な弁護士が、時には主人公の力を借りながら、努力と知恵と正義によって凹ませる。
しかし、演じるハリウッドスターは、セレブ御用達の弁護士を雇うということだ。ドラマはあくまで夢物語である。
ところで最近、セガの湯川専務が病死していたと報じられた。
セガのドリキャスことドリームキャストはインターネットも出来る優れものだったが、ソニーのプレステことプレイステーションに押されていた。それを開き直ったCМに湯川専務が自ら出演した。ドリキャスよりプレステだと言う子供たちの会話を小耳に挟んだ湯川専務が会社で話すと社員たちが下を向いてしまうのでショックというユーモラスな自虐ネタだった。
この勝者であるソニーに、プレステの開発にさいして泣かされたという技術者がいて、その一人と知り合いだったので、誰かコンピュータープログラムの著作権問題に詳しい弁護士に相談したいと言うから、その分野の第一人者といわれる弁護士に別の知人を通じて紹介してもらったことがある。そう評価されている弁護士なので新宿の都庁近くに林立する高層ビルに事務所を構えている。

そこへ行って相談したが、しかし受けられないと断られた。ソニーに頼まれて顧問の契約をしたからだった。双方代理は禁忌であるから前向きな相談も不可である。腕利き弁護士は大企業が先に囲い込んでしまうということだ。
余談だが、双方代理は駄目なのに守らないで懲戒請求された弁護士もいる。
その一人が、あのネトウヨに煽られた大量の懲戒請求で「被害を受けた」という「人権派」の弁護士である。
まったく、腕の良い弁護士は大企業などが先取りし、人権派の弁護士は倫理に問題のある紛い物がよくある、というのが日本の弁護士の実態なのだ。


