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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年1月25日
  • 読了時間: 3分

 弁護士が「公安委員会なんて警察とは身内だから」と言っていた。

 これは、警察の不正について苦情は公安委員会が受付ける制度となってはいるが、警察と公安委員会とは身内なので、明らかな警察の不正でも公安委員会は正当化したり庇い建てしたりで、そもそも制度が無意味だということだ。


 それでも、どんな不正をするかの例を社会に提示する意義はある。

 そこで、このところ問題にしている兵庫県警東灘警察署の「十代女性に対する強制猥褻が目的の令状なし家宅捜索」についての疑惑について、警察が令状を取ったというのが本当なら、その情報開示をするよう求めたところ、東灘警察署の田中信警部補に拒絶と妨害をされたという問題で、兵庫県公安委員会に訴えていたのだ。

 

 ところが、これに対して兵庫県公安委員会は訴えを捻じ曲げた。

 その電話の録音に弁護士も議員も驚いていたが、兵庫県公安委員会は無茶苦茶に強引だった。その訴えとは、もとは以下の内容である。


 兵庫県警および神戸地方検察庁から、この件は東灘警察署に情報開示の請求をすべきことで、刑事訴訟法の規定から公開が禁じられている対象ではない、という指摘があった。

 これも電話で伝えられたことだが、神戸地方検察庁の担当者が丁寧な説明をしている録音もある。そのさい、東灘警察署がいう家宅捜索は存在が考えにくい令状に基づいていて不可解であるとしていた。

 従って、東灘警察署に開示請求したのだ。兵庫県警と神戸地方検察庁の指摘があったからである。にもかかわらず、東灘警察署の警部補が開示を拒絶したので、上記の疑惑が増々深まったのだ。



 これを、兵庫県公安委員会に苦情として書面で訴えた。ところ、電話がきて「あなたが不当だとか違法だとか主張するのですね」と執拗に言う。

 「違う。兵庫県警と神戸地方検察庁の指摘に基づいている」と訂正しても「あなたの主張ですね」と強引に繰り返した。そう強弁しても書面に書いてあることは違うのだと告げても同じ言葉の繰り返しのうえ一方的に電話を切られてしまった。

 そのうえで、配達証明が来て「あなたが主張しているにすぎず、したがって東灘警察署の行為に問題は全く無い」という簡単な文言が書いてある紙が一枚だけである。

 こんなのが、去年の六月に訴えたものに対して今年の一月の下旬に来た回答である。最初は三か月で回答するので待って欲しいと言っていたのに、半年たってこの極端にシンプルかつデタラメな回答であった。

 つまり、神戸地方検察と兵庫県警が言うとおりにしたら、それを兵庫県警の一警察署である東灘警察署が拒絶したので、ちゃんと神戸地方検察庁と兵庫県警に従うよう兵庫県警を管理する兵庫県公安委員会に訴えただけなのに、従わないでよいという滑稽なことを兵庫県公安委員会は言ったのだ。そのために、神戸地方検察庁と神戸県警が言ったことだという部分を強引に否定と無視をしたのだ。


 もちろん、弁護士や議員たちは、こんなことだろうとは思っていたと言った。

 ただ、あまりに無茶苦茶だから怒るより笑ってしまった。そして、これで諦めず、次は兵庫県そのものを追及するべきだということになり、それら弁護士・議員らの協力もうけながら準備を始めた。


 ご支援をお願い致します。

 まず事実については、裁判になっているので傍聴に来て下さった方もいるので、実際に起きていることであると、お解りかと存じます。

 そこで費用について、裁判などのため持ち出しなので負担であるから、拙書の購入のさい、なるべくホームページリンク先にある出版社に直接して頂けたら、中間業者の取り分がないので出版社の取り分が増え、出版社も気をよくして支援してくれます。どうかよろしく。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年1月21日
  • 読了時間: 2分

 ある議員の話から思い出した。


 同性婚は日本国憲法が否定しているという曲解がある。

 これは「婚姻は両性の合意のみによって成立する」と謳った部分が憲法の条文にあるから、同性婚は違憲だという可笑しい解釈である。

 この条文は、封建制度・家制度のために戦前まで、結婚する当の二人が合意しても御家の都合などで親などが反対したら結婚できなかったので、そんな近松門左衛門やロメオとジュリエットみたいなことは止めようということだった。また、戦前までは、親と親などで談合や妥協があれば、当人たちが望まなくても結婚を強制するのが当たり前でもあったから、これを否定して「両性の合意【のみ】」としたのだ。

 ところが、これを結婚は異性とだけ出来るという意味に曲解する人たちがいるわけだ。


 こうなる危惧をかなり昔から聴いてはいた。

 例えば大学で民法を習った教授が指摘していた。同性婚を否定するために、言葉尻を捕らえて結婚していいのは異性だけだと解釈する人が、いずれ出るかもしれない、と。これは現実になった。

 この他にも、封建的な習慣を否定するためであることを無視して勝手な憲法解釈をする人が出るかもしれないことが、前から予言されていた。例えば、封建時代には親の職業を子供が継ぐのが当たり前であったのを否定したのに、医師が楽をして儲かる分野ばかり手を出したがることを正当化するため「職業選択の自由」と言う医師がいた。



 ただ、こんな可笑しい間違いは余程の迂闊さでないとあり得ない。

 そもそも、なぜこう決まっているのか解っていればよく、特に調べないと知らないというほどの問題ではない。また憲法は法律と違って難解な言葉ではない。

 だから、こんな変な曲解ができてしまう人のことこそ不可解である。

 
 
 

 一昨年、立憲党から立候補して落選したものの善戦の得票だった女性が、自民党推薦で岐阜県議会議員選挙へ立候補する意向を固めたという。

 この女性が記者会見で「政策を実現するためには自民党の皆さんの力が必要」と話した。

 彼女は2021年10月の衆院選挙に全国最年少の25歳で岐阜5区から立憲党の公認として自民党の議員と議席を争い落選したものの、およそ1万3000票差まで迫ったので全国的にも注目され、次の衆院選の“立憲民主党のホープ”として党の大きな期待を集めていた。


 これについて立憲党の議員が人選の間違いを認めた。

 その記者会見で彼女の言ったことは、自民党に移る議員(もしくは候補)の決まり文句である。政権与党でしか政策を実現できないなら、みんな最初から自民党に行けばいいだけのこと。他の政党なんていらないことになる。

 つまり、政党の存在意義ひいては議会制民主主義を分かっていない。そんな人物に期待したことが間違っていた。


 その決まり文句、もとはタレント議員の言うことだった。

 例えば、芸人を廃業して転職した矢代英太とか、芸人がセンセイの虚名を欲しがった森田健作とか。だから、もっと質問したいだの政策の実現だのという後付け口実を説くけど逆で、政治家になりたかっただけで政策が無い。



 先日、志垣太郎が死去していたことを、その息子が公表した。

 志垣太郎といえばテレビのドラマで森田健作ふんする主人公のライバル役も有名だ。負傷した森田健作の出番を減らすため苦肉の策として登場したが、その二枚目ぶりで女性がキャーキャー言っていた。男性からもカッコイイと言われていた。

 これで嫉妬した森田健作は、自分は保守的なので斜に構えて不良っぽいのをカッコイイように描くドラマはケシカランと思うと言ったが、誰がどう見ても森田健作より志垣太郎の方がはるかに美男子だったのだから僻んでも仕方ない。

 

 弟の人気に嫉妬した石原慎太郎は権力を求めた。

 それと同じことで、タレント議員の中身はジェラシーやルサンチマンで出来ている。虚名を欲しがる議員は、何かしらの形でタレント議員と共通しているのだ。

 
 
 
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