top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年4月1日
  • 読了時間: 3分

 伊藤詩織さんへの嫌がらせや野党議員へのデマ攻撃とは違った手口もある。

 当方への嫌がらせなど滑稽な手口である。SNSで嫌がらせを書かれたことについて地元の警察署に勤務する警官に提示して刑事の案件になるかなど訊いたことがある。

 すると、これは悪口を書かれた本人なら自分への嫌がらせだと判る、少なくとも嫌がらせのつもりだろう位には思う、であろうけれど、それ以外の人からすると意味不明だと言った。そして、こんなことをする人は精神病患者が相場だと指摘した。

 また、内容から推測するとアイツではないかという奴の友達が、アイツはデパスを飲んでいると話していたことを伝えると、その警官は薬の名前から一発でピンと来たと言った。ネットだけでなく嫌がらせやストーカーの相談や訴えの中で、犯人はデパスを常用している人というのは、よくあるのだそうだ。


 もちろん使用する医薬品で偏見はいけない。

 そのデパスという医薬品だって、正しく服用すれば比較的だが安全なほうのもので、それで服用している人が多く、ただ、その中には使用量など守らないからジャンキー状態の人がいるという。

 それで調べたところ、その男は以前ストーカー事件を起こしていた。女性につきまとい、婚約者だと言うが妄想だった。これは危険なので警察は監視リストに登録していたが、その後その男は関東地方から転居したので、遠隔地に行けば監視の必要性はなくなるので対象から外した。しかし関東地方に戻ってきたり、一時的でも繰り返しやって来たなら、また監視の必要性ありとなるので、姿を見かけたりしたら警察に通報するように言われた。このことは知り合いの特に女性たちにも教えるようにすべき、とも。



 この一方で、当方がSNSで嫌がらせや中傷誹謗をしていると名指しする者たちがいる。

 それで当方を訴えるための証拠を得ようとして発信開示請求したら、まったく別人だったそうだ。当方の仕業とみせかける嫌がらせを意図したらしい。そんなものにまんまと引っかかるオッチョコチョイがいたのだ。もっとも三人か四人くらいだったが。

 ここで難しいのは、その嫌がらせの工作をした者を名誉毀損などで訴える資格があるのは、どちらかという問題だ。当方は濡れ衣を着せられそうになったから一応は被害者だが、オッチョコチョイが引っかからなければ無かった話で、この工作がそれなりに巧妙ならともかく、よほどのオッチョコチョイでないと騙されないのなら、工作者を追及できるのか。そしてオッチョコチョイとしては慎重さを欠いた自分を棚に上げて引っかけた者の責任を追及できるだろうか。


 「四月バカ」にも共通する話だが、それとは違って法的措置となると冗談では済まない。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年3月25日
  • 読了時間: 2分

 免許の更新の時。

 運転技術や心得の筆記試験で「隠れてする取り締まりは腹立たしいか?」という問いに「〇(はい)」とチェックしたら満点になれなかったという人の話から思い出したこと。


 このさい、その人だけが○付けたそうだ。

 つまり「バカ正直」ということだった。他に30人くらいいた人達は全員が×にして「正解」となっていた。

 終了後に指導員が「この質問にチェックいれた人はいるか」と問われ言われて、また正直に手を挙げたら一人だけ。「気をつけて運転してね」と嫌味を言われたそうだ。


 この人は自分がした唯一の違反を、ふと思い出したそうだ。

 あの時、道に迷って慌てていたうえU禁止の道とは知らなかった。もちろん自分に落ち度がある。咎められても悪いのは100%自分だ。ただ、道路わきの物陰に隠れて、突然車のまん前に飛び出してきたら驚いたどころか、もうちょっとで轢きそうだったので怖かった。

 それで「腹が立」った。そんな思い出だったとのこと。



 それだけの問題ではない。

 ほんとうは、制服の警官には居ることを見せて違法行為を抑止する目的があるのだから、隠れて取り締まりをしてはならないのだ。

 違反が駄目なのは当たり前だから、違反しなければいい、ということにはならない。道に迷って慌てたなら運転手も慎重になるべきだけど、警官は違反する前に注意するほうがいいし、他にも例えば、急いでいて、つい、となりがちな場所もある。でも駄目だぞということで制服警官が抑止の役をするべきなのだ。

 たまたま運転手が警官に気づかずにいただけで、隠れて違法行為をやらせてから捕えるなんて陰険なことはしていないと言っても、どんな事件も一件は一件だという警官が昔から問題になっていて(もちろんそんなお巡りさんばかりじゃないけれど)実は隠れて取り締まりしているという疑惑が生じるのだ。


 その実例として防衛医大病院の前にある通りのことがある。

 ここは再開発地なので道が一直線であり、そこへ身内などが急病や事故の怪我で駆け付ける人のクルマが来るから、つい、速くなってしまう。そこへ突然に警官が出てきて停止させ、違反だ、罰金だ、と言う。この病院だから割合が多いため自衛官もやられている。家族などを心配する気持ちを利用しての取り締まりだと怒っていた。

 もちろん、これも、そんなお巡りさんばかりではなく、場所が埼玉県だからだと言っている人がいて、それは当たっていると思う。よく当地の後進性として警察の体質が昔から言われていたから。

 
 
 

アメリカ映画『ハリケーン』は実話に基づいたボクサー冤罪事件だった。

 あれは人種差別が原因だった。日本の場合、ボクサーだから乱暴に決まっているという偏見だった。これだけでもボクサーとしては不愉快なのに、強盗殺人事件で証拠が変なのに有罪で死刑とは酷いと、輪島もと選手も憤って人権擁護運動団体に応援にきたと、その団体の人に聞いた。

 「ダンゴさしいれに持って来たりして」と冗談を言ったら、本当に持ってきてくれたし美味しかったそうだ。


 とくに酷いのが検察の対応である。

 あれでは袴田さんが高齢だから死ぬのを待っての引き伸ばしだと非難轟々であるが、そうまでしてでも検察は間違いを認めたくないのだ。

 かつて大学の法学部で刑法・刑訴・犯罪学を習った教授は、弁護士でもあり元検察官だった。授業は面白いし優秀なのも判るが、検察は絶対に間違わないと固く信じていた。これを弁護士や法学者に訊いたら、検察に勤めれば大体そうなる、という。周防監督の映画で加瀬亮に検事が「俺は騙されないぞ」といきなり言うのも、それ。



 袴田事件を描いた映画『BOX』で無茶な有罪に反対する裁判官は法の精神を説くが、もう一方の陪席判事に反発される。

 「国立出に言われなくても解ってる」と。そんなこと関係ないと言って怒る。たしかに関係ない。何でそんなことを言うのか。その裁判官は出世亡者で人命など無視している。それが同窓会では、偉くなったと称賛されている。そこで皆が唄うのは「♪都の西北~」である。

 ここは国立にコンプレックス&上昇志向かと現役の早大生に訊いたら、そうだと認めた。そんな感覚で司法に携わっている者は少なくないらしいが、たまったものではない。だから袴田さんだけの問題ではないし、ボクサーだけの問題でもない。

 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page