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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年12月4日
  • 読了時間: 2分

 もっとも、控訴審などといえるものは無かった。

 なにも審議や審査などしないと裁判長が宣言したのだから。これは、「パパ活判事」鈴木秀夫の犯罪について、身内を断罪する勇気が自分には無いと言ってのことだ。

 このとき傍聴に来ていた人が話していた。デニー知事の懸命な訴えを国の言いなりに一回だけの弁論で裁判を終わらせてしまったのと酷似している、と。

 この人は、辺野古の米軍基地建設について、現地へ何度も赴いているので、そのような司法の腐敗について、よく理解していた。


 それでも、傍聴席に人がいるから実態が判る。

 だから隠蔽しようとして鈴木秀夫は、傍聴席に人を入れなかった。警察が捜査と称して女性に強制猥褻するという、そう珍しくない問題だが深刻な人権侵害と権力乱用なので放置できないから司法の場で追及しているのだが、自ら同類項である鈴木秀夫は、隠蔽したうえ、警察側に対して「傍聴席から人を排除して書類上だけ公開の形にしながら訴えを握りつぶすので、どうぞご安心ください」なんてことを言っていたのだ。

 

 これは公正な裁判のためには公開すべきという憲法82条に違反する。

 しかも、裁判の公開とは、特に権力を持つ公的機関が関わっている場合は、どうしても不公正になりがちだから、それを防ぐためなのだ。それなのに、警察の不祥事を隠蔽するためにやるなんて裁判官が堂々と言うなんて、とんでもないことだ。

 それで鈴木秀夫と国を連帯した被告として訴えたところ、秘密裁判の暗黒裁判でも、その被害に遭った者の不満に過ぎないという、もうファシズムそのものの一審判決だった。

 そうなると、控訴しても同じ判決になる可能性が高い。故意の不正であると裁判所が堂々と認めているのだから。



 あとは最高裁判への上告である。

 これは元々の予定である。最初から中心は憲法違反が問題だったからだ。あの八海事件を描いた『真昼の暗黒』のラストシーン「まだ最高裁判所がある」と鉄格子の中から叫ぶ草薙幸二郎ふんする被告とは、訴訟の内容が異なる。

 また、裁判所がどうするのであれ、その前から不正の連続なのだから、材料が豊富である。それを訴訟にしてブログのネタにすると、弁護人らが面白いと読んでくれるから、やり甲斐がある。

 ちょっと費用がかかるので、ご支援を頂けたら幸いである。拙書の、特に医療裁判の書籍を、購入してくださると有難い。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月30日
  • 読了時間: 2分

 死んだ身内の捜査について警察に開示請求したら書面が真っ黒だった。

 そう言っている人は、身内のことなのに個人情報だと警察が言うので驚いている。もともと情報開示は真っ黒に塗りつぶした書面が渡されるものだ。

 これについて、自衛隊で担当したことがあると言う人が、今は定年退職しているので、事情を教えてくれたのだが、もしも後で開示したことで何か問題になったら責任を問われるから、とりあえず片っ端から塗りつぶしてしまうそうだ。そもそも、情報公開の担当者は適当に任される人が決められるので、開示して良いかを判断する能力がない。そうなると、責任逃れで真っ黒に塗ってしまうのは当たり前である。


 これについて、役所で開示請求すれば良いと言う人がいた。

 しかし、役所の「情報公開」とは行政文書開示である。だから警察の捜査に関しては行政ではなく司法であるから対象ではない。だから警察に開示請求しなければならない。

 そうなると、役所内とはいえ情報公開の担当として一応は独立している部署と違うから、警察は何も開示しない。正当な開示請求であり、本人や家族という知る権利の主体者であっても、捜査に影響を及ぼすとか何とか屁理屈で開示を拒否するものだ。



 では苦情の申立をする部署に持ち込むと良いか。

 これは他の公的機関ならともかく警察だと、身内意識が異様に強いので、適正か否かを判断することは一切せず、身内が拒否したのだから、こちらも拒否して当たり前だと思っている。警察の苦情処理担当ではなく監査が仕事である公安委員会も同じである。人権侵害を受けたと訴えても「お前なんか、いくら人権侵害されても全く問題ない」という文書を平然と送り付ける。

 これを裁判に訴えても、裁判官が警察を怖がって訴訟それ自体を握りつぶしてしまう。こうなる原因の一つに、裁判官には警察に弱みを握られている人が相当いるからだ。これも前に、ここで話題にしたとおりである。


 それにしても、区市町村役所と警察を同じに考えている人がいるのは困ったことだ。

 これだから、司法権の独立を逆手にとっての権力乱用を理解できない人が多いのだろう。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月22日
  • 読了時間: 2分

 先日、弁護士の皆さんに呼びかけた。

 「弁護士照会」という制度がある。これは官公庁などにとって回答の義務がある制度である。一般人と違って、これは弁護士の特権である。

 それで前に、警察署に対する弁護士紹介を頼んだ。人権侵害に対して正当化するなら、該当の文書などがあるはずだから、内容を開示せよと請求したのに拒絶されたからだ。


 もちろん警察署が拒絶したことは違法である。

 そこで弁護士からの照会をすることにした。ところが、頼んだ弁護士に拒絶された。最初は前向きだったのだが、相手方が警察それも兵庫県警であると知ると途端に「関西の警察は怖い。何をするかわからない。巻き込まないで」とケツまくったのだ。

 この弁護士は女性であるから、警察が報復して性暴力に出ることを恐れている。特に大阪府警と兵庫県警は常軌を逸した態度をとる。さすが「維新」が蔓延る土地柄である。

 また、これが日本の現実なのだ。


 それで知り合いの男性の弁護士に頼んだ。

 しかし、弁護士紹介をしても、都合が悪いことは隠すから、嘘の回答をすれば後でバレた場合に大問題なので、なんだかんだと屁理屈で回答できないと言う可能性が高いという。

 たしかに、捜査上の重要な秘密と、なんでも勝手に言ってしまうだろう。

 しかし、無駄かもしれないけれど、やっては見ようという弁護士がいたら、ぜひお願いしたいという事だった。


 もちろん、虚しいかもしれない。

 しかし、やりもしないで諦めることはしたくない。沖縄の米軍基地反対運動の座り込みのスローガン「勝つ方法はあきらめないこと」であるから。

 もしも手を貸して下さる方がいたら、お願いしたい。




 
 
 
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