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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月19日
  • 読了時間: 2分

 みずほ証券に950万円の倍賞金支払命令。

 これは80歳代の女性に複雑な「仕組み債」の購入を不当に勧誘したうえで多大な損失を与えた事実について、その違法性を裁判所が認めたということだ。

 この80歳代の女性は、資産の保全を目的にしているのにも関わらず、この目的にまるで合わない投資を薦めた結果、当然にして大損という酷い話であった。しかし泣き寝入りせず訴訟に持ち込み、言い分が認められて勝ったから良かった。


 銀行なら大丈夫ということは無い。

 これは前に自分が経験したことだ。銀行の系列ではなく、別の銀行そのものでのことだ。平和産業に投資すると言っているのに、軍事産業が中心に混ざった投資であることを隠して勧められて買ってしまったのだ。

 もともと、民生品の会社でさえ軍産複合体であることがあるから、そういう銘柄は避けると言っていたのだ。ところが、あとから詳細を見たら、アメリカの軍事産業そのもの会社がある。それも中心的である。

 しかも、買った途端に値下がりし、何百万円もの損失である。後から送付された書類を調べたら、これから値下がりする時期に売りつけていた。良かれと思ってのことでさえなかった。逆に、売りつけたいというのがあったから内容について嘘をついたのが明らかだった。



 本気で訴訟を考えた。

 ただ、銀行の方が担当者を変えて、値が回復した時に売却して損を最小にしたから、思いとどまったのだった。しかし、時期を見て儲かる時期に売るのも、軍事産業で儲けるなんて一円だってお断りであるから、損はしている。

 そして銀行の口座も含めて総て解約し、もう、こんな銀行とは一切の取引はしないと言った。

 とにかく、銀行だから、銀行系だから、きっと誠実だろうというのは幻想である。


 
 
 

 制服警官が缶コーヒーを買った。

 これは勤務時間内ではないかと問いただし、その様子を動画撮影した人がSNSに投稿していた。

 これも、普段から制服警官が、ちょうどこの警官に絡む男と同じように些細なことで職務質問などするから、こんな仕返しをやる人がいるのだろう。



 勤務時間に遊んでいたりする巡査の人気漫画があった。

 この程度のことに対してさえ、警察は文句を言っていた。あんな不真面目な警官は居ない、と怒って。

 それなら、勤務時間内に私的な買い物しているのは良いのかと疑問を投げかける市民がいても良いはずだ。


 ところが警官を擁護する人たちが沸いていた。

 これが権力に擦り寄るネトウヨだけなら話は簡単である。そうではなく、リベラルなアカウントたちが「警官だって労働者として休憩の権利がある」と、したり顔の感じで述べていた。

 そもそもは、勤務時間内に休憩の飲み物を買うのは良いのかと言う問題である。だから休憩する権利は的外れだ。

 なにより、市民の人権を権力と暴力により無法に蹂躙する警察の日常を知らない人の絵空事だから、リベラルの無知と甘さに呆れるのだ。

 それで権力は腐敗し放題で、人権侵害が横行し、それから目を背ける人ばかりになるのである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月5日
  • 読了時間: 2分

 権力にビクビクする弁護士の件を前に取り上げた。

 「ドラえもん弁護士」とでもいう者たちで、ネズミを退治しようとネコを飼ったけれど、ネズミを怖がるドラえもんと同じ。

 弁護士法の定義は、基本的人権を擁護して社会正義の実現が責務であり、そのために最も大切なのは、最も基本的人権を脅かす存在である権力と闘うことである。

 それゆえ弁護士会には監督官庁が無く自治が認められている。



 ところが、実際は大違い。

 弁護士会は自治を悪用して不祥事の隠蔽や擁護をしてばかりで、この点で悪名高い医師会よりタチが悪いかもしれないほどだ。また殆どの弁護士たちは権力に対して常にビクビクしている。

 これについて弁護士の言い訳とは、弁護士に対して一般人は幻想を持っているというもの。ほんとうは弁護士に大した力が無い。たしかに規制が多すぎて活動できない実態はある。しかし、制度よりも問題なことに日本では個々の弁護士の能力が乏しいのだ。前にも話題に取り上げたが不勉強な弁護士が多い。そのうえ勇気や覇気や気骨が無い人ばかり。これは昔からのことだ。


 それでも昔は反権力の執念を持つ弁護士たちがいた。

 ただ、そんな弁護士たちは、その分やはり、とっつきにくい人である。そんな左翼の弁護士を怖いと感じる人もいる。

 かつてネズミを退治するためネコを飼うのではなくイタチを放ってもいたが、ネズミ退治に執念はあるけれどドラえもんではなくノロイという感じの人が多い。

 それで、相談したいと思わない人が多かったのだ。




 
 
 
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