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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 3月15日
  • 読了時間: 2分

 3月13日の判決で、大須賀寛之裁判長は「本件請求を棄却する」と言う所から突然に大声を張り上げ怒鳴っているというほどで、感情的になっているというより野次られることを遮るつもりかのようであった。


 前にも別の訴訟で揉め事になっていた。



 そのあと書記官室に判決文を取りに行ったら、書記官と一緒に大須賀が歩いて来て、こちらの姿を見たら奥の方へ曲がって行った。いかにも小心者という感じの態度である。

 奥に行くと建物のどこなのかと書記官に訊いたら、いつも裁判官が行く方向で、建物の構造については教えられないと言う。教えたら裁判官を殴りに行く人がいるみたいな話ではないかと言ったところ、そういう意味だと書記官は言った。

 

 さて判決文では、すでに前提になっている判例を無意味に引用することで紙面を埋めて、請求原因事実である「警官が暴力をふるったことを、飛澤知行裁判官が、裁判所の許可を得て着衣を調べたことにしてしまった」という点にまったく言及していなかった。

 なにか屁理屈を唱えるかと思っていたら、それすらできないということで、あまりにもお粗末。むしろ自信が持てて面白くなってきた。 


 続けて、用意していた控訴状と控訴理由書を提出した。

 控訴審では、この一審での裁判官による悪行を追及する。ぜひ傍聴を。


  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 3月8日
  • 読了時間: 2分

 第二次安倍内閣および菅内閣では口頭で済ませてばかり。

 公文書として記録しなければならないと法律で規定しているにも関わらず。例えば、法務大臣が国会で、法律の公定解釈の変更を口頭でしたと答弁。「アベノマスク」の発注についても口頭だと複数の官僚が証言した。

 これを裁判官もやっている。


 腐敗の巣窟として知られる兵庫県警東灘警察署の警官が東京に来て暴力。

 離れた土地だからと、やりたい放題。女性に対する強制わいせつの未遂も指摘されていた。これが問題になって国家賠償請求訴訟になったら、東京地方裁判所の飛澤知行裁判官は、裁判所の許可を得て着衣を調べたことにしてしまった。

 では裁判所の許可とは何か。普通なら捜索令状を取ったと言うものだが、これを口頭で許可されたように判決文に記載していた。


 この記載が別件で問われた。

 するとフリーランスのジャーナリストたちの間で悪名高い大須賀寛之裁判長が出てきて、国側は口頭でよく、それに対する市民の異議は書面で提出せよと言う。なぜかと市民が質問したら、大須賀裁判長は退廷を命じ、予め待機していた大勢の裁判所の職員たちが強制排除。市民は書面のPDFファイルが入っているタブレットを破損されられた。

 ここで、陪席の近藤紗世と北岡憧子の両裁判官は笑っていた。女性の敵が権力を用いている問題に、女性の裁判官が嘲笑したのだ。


 その強制わいせつ疑惑は、もとは女性の弁護士が状況証拠から推測したことだった。

 あくまで推測だと言えば済むことなのに、飛澤知行裁判官が根拠もなく奇妙な否定をするフライングをしたから、これは疾しいからで図星だったのだろうと怪しまれ、そこから更に疑惑が深まったのだ。

 なんだがジョングリシャムの司法ミステリー小説だが、この『ペリカン文書』みたいなことをしでかした飛澤知行裁判官を庇うため、大須賀寛之裁判長らはなりふり構わずなのだ。



 またひと悶着ありそうな今月13日木曜日の午後1時15分に東京地方裁判所626号法廷に、みんな来て欲しい。

 よろしくお願いいたします。 

   

 北原みのりが、伊藤詩織の映画を擁護する人たちは、加害者の男が安倍政権と密接な関係であるから政権批判に結びつけたがる左翼だ、と決めつけていた。

 これは奇妙である。逮捕状を握りつぶしたことは法治国家にあるまじきことで、特に左翼として問題にすることではない。

 この北原みのり式ネトウヨ的な発想が、伊藤詩織バッシングの総ての根幹にある。そう考えれば叩いている連中について実によく納得できる。



 また、北原みのりが共感する弁護士の発言にも驚愕させられる。

 その弁護士の発言とは「恩を仇で返してはいけない」であった。弁護士と依頼者は契約関係である。法的な問題があれば個人的に指摘などするべきものだし、それをはみ出してはならない。「法は道徳に踏み込まず」の大原則があるからだ。

 だから、その元代理人たちの言動には、他の弁護士たちからも批判が出ている。


 その元伊藤代理人の弁護士の資質は前から問題だった。

 これについては、ここを訪問して閲読している人たち、および前に書いていたblogの司法問題を閲読していた人たちなら、既に知っていることだ。もう随分と前に、伊藤詩織さんは、こんな弁護士を雇って大丈夫なのか、と述べていた。

 また、小説家が権勢に媚びてイジメのような発言をして無知をさらけ出していることも滑稽だが、ジャーナリストを名乗る連中が知ったかぶりして「伊藤詩織は駄目だ。ジャーナリズムとは~」と偉そうに説いているのも滑稽である。 

 

 そういう実態を曝け出すようにしてくれたのも伊藤詩織の功績と言える。


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