top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年5月18日
  • 読了時間: 2分

 かつて、テレビ番組『大相撲ダイジェスト』でのこと。

 アナウンサーが「舞の海、うまく左を挿しましたね」と言ったら、解説の年寄は「挿させるのが悪いんです。舞の海は左を挿さないと相撲が取れないんですから」

 相手の得意技というより唯一できることを解っているはずなのに、それをやられるなんて、勝ったほうが上手だったのではなく、負けた方が下手だったということだ。


 舞の海は引退したら政治的に左を挿したのではなく刺したつもりのようだ。

 前から、舞の海がウヨっていて、あれは商売だろうと言われている。引退したスポーツ選手が他にスキルもないから道化師を演じるなんてザラにあることだ。そして舞の海は学生相撲の出だから、その程度の知恵なら所有しているのだろう。



 学生相撲出身の力士が引退すると、すぐ相撲協会の役員になる。

 たかが大学を出たくらいで今時そんなのは他に殆ど無く、それくらい相撲界には頭の悪い人が多いのだ。

 そう述べたのは、あの先に話題に出した性格俳優であった。彼は外交官になるつもりで東大に入ったが戦争になって外交官なんて不要だと学徒動員され、もう戦争に負けそうだということで軍隊の中はヤケクソとストレスで暴力や虐待が蔓延っていた。

 そういう、戦争とか国家とか色々と考えさせられる体験をしたからハッキリ言わせてもらうが、日の丸と君が代をあんなに有難がっているのは相撲界だけで、スポーツばっかりで勉強しないから権勢に媚びるだけでなく、時代遅れの価値観を自分がこだわるだけならともかく他人にも押し付けようとする。

 という話だった。


 それにしても、あれで幾ら貰えるのだろうか。

 どう見ても舞の海は信念からの言動ではないから、それなりの報酬があるからやっているのだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年12月29日
  • 読了時間: 1分

 結局、東京オリンピックは有害無益だったとしかいいようがない。

 ただ、そんなことは誰だって最初から解っていた。それでも強行したのは何故なのか。意義が不明だし不可解だと言う人たちが少なくない。

 しかし、国民にテレビを見せたかったというなら、不純な動機ではあるが意味が理解はできる。


 国歌の歌詞を「ソ連」から「ロシア」に変えればいい。

 そうプーチン大統領が言い出したさい、反対する人もいた。新しく作るべきだと。

 また、音楽家のロストロポーヴィチは、体制を批判した小説家ソルジェニーツィンを擁護したため権力から迫害され不愉快だったから、その時代の国歌を起立して歌う気になれないと言っていた。


 しかし庶民の多数が支持した。

 あの国歌を聴くと誇らしい気持ちになるからだと言って。どうして、そうなるのか。なによりオリンピックの表彰式で米国の国歌とどちらが多く鳴り響くか競っていたのを思い出すからだ。

 それだけ、庶民ほどテレビを見るということだ。だいたい庶民はオリンピックをテレビで観ている。


 これと同じことで、だから東京オリンピックを強行した理由の一つではないか。





 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年11月20日
  • 読了時間: 3分

 『ボヘミアンラプソディー』を観て感心したことは、よく似た人を探したこと。

 主人公のフレディマーキュリーをはじめクイーンのメンバーたちの他にデビッドボウイやボブゲルドフがまるで当人のように見えた。

 この劇中で英語の歌詞が変な日本語に聴こえてしまう「空耳」の有名な「♪エブリバディワシゃコケた~」とか「♪キラークイーンがんばれタブチ」とか出てきたけれど、ここからプロ野球のことで思い出したことがある。

      

 『がんばれタブチくん』という漫画があった。

 だから、そんなふうに歌詞が聴こえるのだろう。本当は「ガンパウダーゼラチン」(弾薬・爆薬)だが、漫画がアニメ化もして有名だから歌の語呂から連想してしまうわけだ。あの当時、ちょうど西武ライオンズに移籍した田淵幸一選手のことを笑い話のモデルにしていた。

 ここで、西武ライオンズ球場に近い西武池袋線の小手指駅が出て来る。実際の駅周辺とはまるで違う景色であったが、田淵選手は実際に小手指駅近くの西武が建てたマンションに住んでいた。通勤が便利ということだったのだろう。


 また、あのころ田淵選手は離婚と再婚をしていた。

 笑い者にされたから漫画を怒っているかと思われたが、田淵選手は読んだら面白かったと大らかに言っていた。ただ、私生活を知らないと描けないことがあって、誰が作者に教えたのかと思い疑わしい人を問い詰めたりしたが、実は離婚した元妻だったそうだ。あまり円満離婚ではなかったらしいと当時は言われていたから、これに納得した人もいる。

 そして女優のジャネット八田と再婚した。これも有名な話だ。



 小手指の、近所では老舗の米屋に注文の電話が定期的に来たそうだ。

 そのさい、いつもの配達をまたと言って部屋番号を告げるのだが、そのさい新入りのパートのオバサンが名前を訊いたうえ、いつものことだから部屋番号で判ると言われたのにしつこく訊いたので、電話を切られてしまった。

 その意味が解らないオバサンは、後で店主に悪げもなく言ったところ、店主が驚いて失礼を詫びに言ったそうだ。これを同じ店で働く知り合いに聞いて、なんて気が利かないオバサンかと呆れたが、その話をした人は「芸能人だから」と言う。たしかに芸能人だからプライバシーを特に気にするだろうが、そうでなくても、いちおう相手がそれで解ると言っているのに訊くは気が利かない。通販ならともかく店と近所の得意先のことではないか。


 そんなことを観た映画から間接的に思い出した。

 だが、気が利かないのはオバサンだけでなく、他にも定年退職したジーサンなど電話の対応が酷いものだ。例えば、かつて飲み屋で働いていた時、店で深夜に客のためタクシーを電話で呼ぶ場合に、店名か店長の名義にしておいてと言っているのに、電話番の定年退職ジジイがどうしても客の名前を言えと食い下がる。頭にきて切って他のタクシー会社に電話かけたことがあるけれど、なんで主婦オバサンや定年ジーサンは駄目なのだろうか。

 また、この種の人たちほど、芸能人など有名人が客だと面白がって噂にして、場合によっては電話番号をペラペラと言いふらすから迷惑するはずである。だから田淵選手夫妻も言わなかったのだろう。

 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page