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選択制夫婦別姓に反対する人は潜在的強姦魔

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2021年2月23日
  • 読了時間: 3分

 かつて、名前に使用してよい漢字として定められている以外の漢字を自分の名前に使いたいのに役所の戸籍係から拒絶された人が、自由を不当に制限しており憲法違反であると訴えたけれど、最高裁は認めなかった。

 なぜなら、あくまで戸籍とは身分関係(親子・兄弟姉妹・親戚)を遺産相続など財産関係のために公証するもので、それ以外では戸籍と異なる氏名の使用が禁止されていないからだ。


 ところが、それを役所に言って住民登録したいと言っても、戸籍と完全に同一にしろと総務省から命令されているので出来ないという。

 その管轄が異なり、戸籍は法務省、住民基本台帳は総務省である。そこから選挙の投票などすべてが戸籍と同一の氏名にされてしまう。こうして総務省が強制するから不便なのだ。 

 では、戸籍が無い外国人の住民登録はどうなのか。

 これは出入国管理の記録に基づいている。それなら戸籍名だって根拠として備考欄などに記載していれば良いことになる。

 だが、総務省は根拠もなく拒否している。総務省は「マイナンバー」も進めていて、管理の行き過ぎとか個人情報の漏洩とか問題が指摘されていても知ったことではないという態度だ。それでいて、そこまで徹底管理しているのだから混乱などあり得ないのに、無法にも住民登録を戸籍と同一にするよう強制している。


 この総務省の無法のため、ほんらい夫婦が戸籍上は同姓でも日常生活では戸籍と異なる姓を使用できれば不便ではないのに、余計な不便を強いられているのだ。

 つまり、選択制夫婦別姓の制度が求められているのは何より利便性の問題からであるから、総務省の無法がなければ、こんな議論はほとんど無用ということだ。


 ただ、選択制夫婦別姓に頑なな反対をしている人たちの事情は異なる。

 そもそも、選択性であっても夫婦別姓に反対している人たちは、選択できることが気に入らない。強制でないと気が済まないのだ。

 こんな人たちを観察していると、人それぞれ尊重されることについて敵意と憎しみを持っているもので、地位によって不平等となる社会の方が良いと考えていることが判る。貧しい人が空腹から僅かな食べ物を盗んでも逮捕される一方で、エライ人たちは汚職しても裏金作っても公文書改竄しても昏睡強制性行為しても御咎めナシ、という社会によって何らかの得をしている人たちだ。

 それで、選択制夫婦別姓制度に反対している人たちは女性を家の制度に縛りつけておきたがり、かつ、地位ある人とそのバカ息子なら女性を襲っても罪にならない社会は居心地が良いということになるのだ。要するに根っこでつながっているわけだ。

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