冒険家ゆたぽん(17)と関口淳
- 井上靜

- 7月27日
- 読了時間: 2分
更新日:8月1日
「冒険家ゆたぽん(17)」のアカウントが騒ぎを起こしている。
これは不登校児だった少年がSNSでネトウヨを始めたものだ。もともと、よくある高校生の投稿をしていたが、当然のこと大した注目はされていなかった。それでネトウヨ稼業をはじめた。
ところが、発想が稚拙なのはネトウヨの特徴であるから年齢的なことではないにしても、どうもオッサン臭い内容と言葉づかいであるうえ以前の投稿と辻褄が合わないこともあるから、名義貸しで小遣い稼ぎだろうと言われていた。

そうしたら、実はその父親が書いているらしいと言われるようになった。
つまり、注目されて広告で利益を得るためらしい。そもそも義務教育とは、教育を受ける権利がある子供を学校に行かせる親の義務である。それを不登校ということは親の責任である。それでも思うことあって子供を学校に行かせないというなら他にもあることだが、不登校の挙句に息子をネトウヨにして稼ぐというのは倫理的に最悪だろう。
かつて関口淳という超能力少年がマスコミに騒がれた。
あのユリゲラーによるスプーン曲げを小学生がやって見せて、テレビや週刊誌が取り上げた。UFOを目撃したことがきっかけで超能力が目覚めたという触れ込みだった。
そして『仮面ライダー』のシリーズ四作目『仮面ライダーX』にゲスト出演までした。超能力だのUFOだのと、いかにも70年代の流行である。
これらには父親が関わっていた。

散々騒がれた挙句にトリックが暴かれた。
これにて「超能力ブーム」は終焉となった。父親は謝罪したうえ、小さい頃にチヤホヤされたら大人になってからが心配だと言った。
そして成人した関口淳は、大学進学を諦めて親類が営む小さい店と会社で働き、これを辞めてから別の業種に就職したり、という職歴のあと友人たちと大麻パーティーを開催したことで懲役一年半に執行猶予が付いた有罪判決をうけ、執行猶予中に窃盗と無免許運転をしでかしたため執行猶予を取り消されて服役する。
その後は消息不明とのこと。
もう手遅れかもしれないが、「ゆたぽん」の父親は反省すべきである。オカルトとネトウヨの違いはあるが、時流に乗って息子を利用したことでは関口淳の父親と似たようなものなのだから。



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