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芸能と風俗の性的搾取と226

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年3月9日
  • 読了時間: 2分

 日本の芸能について外国メディアが取り上げて話題だ。

 これは周知のとおり日本の有力な芸能事務所の代表者が、アイドルとかスターとかにしてやると誘った少年に対し、同性愛行為を強要しているという問題だ。

何十年も前すでに、その卑猥で衝撃的なプライベート写真の流出や内部告発があって、騒ぎになったことの多くが事実だった。

 ところが、日本のマスコミは、人気の芸能人を抱える会社からボイコットされると商売に差し障るからタブーで、では国会で取り上げられたこともあるが、実は歴代の首相の中に衆道と小児性愛の者がいたから、それ以上の追及が出来なかったとも言われる。

そうしたら外国メディアが取り上げたという次第だ。


 前に問題となったさい、そうまでして芸能人になりたいのかと疑問を持つ人たちもいた。

 しかし貧しい家庭の出身者が、とにかく芸能で稼げるなら、という気持ちで、そこに付け込まれたわけだった。

 このアイドルたちについて、あんなのは子供騙しで芸とは到底いえないと、ベテランの歌手が批判していた。そして、かつて戦争に駆り出された少年たちのことを思い出すと悲しいと言い、そんな時代でなくなったのだからバカなことは止しなさいと怒っていた。ほんとうに芸事に関心があるなら、きちんと歌や踊りの稽古をしなさい、と。

 それができない貧困家庭出身の子供が、別の子供たちから小遣いを巻き上げる商売に利用され、しかも未成年者に対しての性的虐待という搾取をされる。つまり、戦争で英雄になれるとか、軍隊なら衣食住が保証されているとか、それと同じことである。


 それどころか、風俗嬢の募集をする広告を載せたトラックが堂々と走り回っている。

 ここまで貧しくなったのだ。まるで226事件の前のようだ。決起した青年将校たちには、貧困のため自分の姉妹が身売りされて、それを上官が弄んでいるなど社会の腐敗に怒っていた者もいた。

 そんな堕落した政府の要人たちを殺害すれば天皇が称賛してくれると勝手に思い込んでいた。そんな叛乱を認めていたら示しがつかないし、仮に天皇が同情しても政府のほうが何も言わせないか逆のことを言わせるに決まっている。

 今も同じことが言える。怒るのはいいが、そこでとんでもない勘違いがある。



 要するに、芸能のことも風俗のことも、日本が戦前からずっと肝心なところで変わっていない、進歩が無い、ということだろう。

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