自衛隊の規律乱れとセクハラ・パワハラは当然
- 井上靜

- 2023年6月16日
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田母神俊雄もと空幕が説いた。
日本は、西洋と違い、性的少数者迫害の歴史が無いから、諸外国から非難される筋合いも道理もなく内政干渉だ、と。
これに少し理があるのは、日本における性的少数者への迫害は西欧から持ち込まれた文明の影響が明らかという史的考察があるからだ。
また、田母神もと空幕には整合性が無い。
性的少数者への迫害と同様に、日本は体罰なんていう暴力の苦痛と恐怖で弱者を従わせる野蛮なことはしてこなかったのに、やはり西洋から明治時代に輸入されて横行した。
それなのに、私塾で死者を出して刑法犯となった戸塚宏と一緒になって体罰が必要だと説く田母神俊雄は矛盾していて、彼は摘み食い論法ばかりの半端者ということになる。
体罰は「言ってダメなら叩け」を刷り込む恐怖支配の一種である。
だから指導力の低い粗暴な人格を育成する。それゆえ体罰容認者も低水準教育の犠牲者と言える。人物の本性成熟度を見極めるには体罰・死刑・核武装の是非を問えば簡単に判るという指摘がある。この三点は共通しているからだ。
そして浅慮で問題解決力の低い「コミュ障」の人ほど即座に賛成するということだ。
たしかに当たっている。田母神は核武装には外交など政治力が伴わないと無意味という常識を知らず、ただタカ派ぶりたがり病の発作から日本の核武装を主張してもいた。
師匠は技能と人柄により尊敬され弟子は従うのが日本の伝統。
ところが明治時代に西欧式の画一的な学校教育を取り入れ、従わない者に焦った教員が暴力に走るから法律で禁止された。
この動かせない事実を知らず、二千年の歴史で戦後だけ体罰禁止だと勘違いを言っていた戸塚宏に同調する田母神もと空幕長。両者の共通点は、自分を過大評価して偉そうにするけれど御粗末で、実践しようとすると失敗する。これで不祥事を起こし逮捕されて追及を受けて有罪となったが、それでも懲りないことまで一緒だ。
要するに戸塚と同じで田母神は指導者として器じゃなかった。
こんな組織の体質では、自衛隊の規律乱れとパワハラ・セクハラも当然である。




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