自称共和党
- 井上靜

- 2020年11月9日
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更新日:2021年6月24日
前から米国の政治には「自称共和党」がいて、例えば悪名高いKKK団のデュークという人が、勝手に共和党を名乗って地方選挙に立候補したことがあった。右翼ではなく保守であると標榜するためだ。それで共和党は彼に投票しないように呼びかけていた。そして落選した。
また、右派の論客としてマスコミで活躍していたブキャナンという人が、二大政党ではない「第三極」として大統領選挙に立候補したこともあったが、これは共和党の候補になりたかったのに叶わなかったからだ。この結果、ただ健闘したとは思えない不自然に多い得票の選挙区があったので、集計が間違っているはずだと言っていた。あのブッシュ大統領が当選したさい、集計に問題があったと対抗するゴア元副大統領が裁判に訴えた選挙だ。これが映画『華氏911』のネタにになった。
これとトランプ大統領も同じ「自称共和党」だったはずだが、金力も勢力も持っていたので正式な共和党の大統領候補となり、マスコミの予想を覆して当選したのだった。
だから、もともと普通の二大政党の政治家ではないので、普通の選挙で再選するつもりはなかった。マスコミから再選は不可能どころか惨敗すると予想されると、マスコミが嘘で貶めていると反撃し、その証拠が前回の選挙だと言う。そして選挙の結果が接戦になると、不正を訴える。得票が僅差で何か問題があるなら、選挙民の投票では結果が出なかったということになり、訴訟にしても解決できないなら議会が決める規定であるから、多数派となっている政権与党が有利である。
それで、選挙の前から不正がありそうだと公言し、裁判官の人事でも選挙に向けた誘導をしていた。
このように、最初からの作戦だったのだから、不利になりそうで一部の投票を集計するなと言い出したのでも、負けそうだから不正を訴訟で問うと言い出したのでもない。往生際が悪いなどと非難している人たちがいるけれど、もともと普通の政治家ではないから、まともなやり方はしないのだ。
そして、国の抱えた難題を解決するには普通の政治家では駄目だと思っている国民から支持を集めているのだ。実際、バイデンなんて人は只の耄碌爺さんでしかないから、何もできないこと確実だ。だから操りやすいと神輿に乗せられている。なんでもいいからトランプが居なくなればいいと思っている人でも、いずれはバイデンに落胆するだろう。なんせ、ブッシュでなくなればいいと思っていたのに大間違いで、輪をかけてひどかったオバマの副大統領だった人だ。特に、また外国へ戦争をしかけないかと心配である。



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