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沖縄で米兵が事件を起こすたび思い出すこと

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月27日

 また、沖縄で米兵が暴力事件を起こした。

 ところが、日本の政府は自国民の被害など知ったことではないという態度である。特に中谷と林の態度が酷いことは、既に言われている。

 こういうことがある度に思い出してしまい嫌な気分になることがある。


 沖縄などで米兵が事件を起こすことは昔からあった。

 それで日本の司法が手出しできない問題は、テレビの刑事ドラマでも、漫画の刑事ものでも、描かれていた。だから子供でもいちおう知っていることだった。

 もちろん少年漫画の場合、型破りな警察官がスーパーマン的に活躍している話だから、沖縄でも米兵を相手に大立ち回りするという非現実的なものだが、それでも痛快だった。


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 余談だが、そんな刑事ものは少年ジャンプにも連載されていた。

 これはもちろん『ドーベルマン刑事(デカ)』という、後に同誌に連載される活劇『北斗の拳』と同じ原作者のものである。漫画家は異なるが。

 ここでは、日本人の女性を襲い性暴力のうえ残忍に殺害して愉快がることばかりする米兵たちに対して、主人公がダーティハリーみたいに44マグナムを持って立ち向かう。

 この作者=武論尊は、元自衛官だと聴いたのは後のことである。

 

 さて、思い出して不愉快というのは高校生の時のことだ。

 小学生の時にテレビや漫画のネタとして基地問題は知ったが、後に現実の事件を新聞などで詳しく知るようになるから、何かのきっかけで真面目な話題にすることもあって当然のことだった。

 ところが、同じ高校の同級生が「アメリカのご機嫌とっておかないと日本は危ないから批判しては駄目でしょう」と言う。なぜそう考えるのかというと政府がそういう態度だから。まあ、しょせんこの同級生はその程度だということだ。

 ところが、担任の教師から、そういうのが素直で従順ないい子だから、批判的な考え方をするお前は駄目だと言われた。

 こういう教師は少なくない。それで今も事件が発生し続け、政府も相変わらずなのだろう。

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