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杉田水脈議員に講演させた山口市

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年1月13日
  • 読了時間: 2分

 山口県の山口市が成人式(旧)で杉田水脈議員に講演させた。

 このため、あんな差別発言を繰り返して外国からも批判されたことがある人を、他に国会議員がいるのに、山口市の見識を疑うと言う人たちがいる。

 おそらく新成人の中にも不快感だった人たちはいるだろう。



 しかし山口は安倍晋三の地元であった。

 そして安倍晋三が杉田水脈を議員にしたのだった。右翼団体から立候補して落選していたところへ目を付けて誘い、自民党の比例名簿に載せた。そうでなければ国会議員にはなれなかった。

 しかし、安倍晋三は差別発言で騒がれたさい、精進すれば良いとし「彼女はまだ若いから」と言った。この発言を当時の海外メディアが紹介したうえ「彼女は51歳である」と皮肉を交えて述べていた。

 「♪水脈はまだ、51だから~」と昔のアイドルの歌を替え歌にして揶揄われていたが、それで二十歳の人の前で先輩面して講演するというのも滑稽である。

 

 そもそも安倍晋三が何で当選できるのか。

 これは知り合いの記者が雑誌に書いていたけれど、山口で取材して地元の人たちに話を聞くと、公共事業を中央からもってきてくれるので重宝がる人たちはいるが、それなら他の政治家でも政権与党に近い人であればできることだし、実際に安倍晋三は地元の人たちから特に尊敬などされていないけれど、選挙では必ず当選している、ということだった。

 それくらい地元で盤石な組織的支援があるということだ。三代目となれば、むしろ当然のことだろう。


 そんな土地柄では、杉田水脈が成人式で講演しても不思議ではない。

 新成人も含めて誰一人望まなくても、強力な安倍晋三支援体制がまだ残っているのであれば、差別発言で顰蹙の人でも押し付けることは可能だ。

 しょせん、その程度ということ。

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