日本人は韓国と仲良くする気がなくて経済も衰退
- 井上靜

- 2024年8月28日
- 読了時間: 3分
学生の時、一緒にバイトしていた韓国人の留学生がいた。
にしきのあきら似で、スポーツが得意だったから韓国では女にモテたそうだ。

あるとき、勤め先の社長が「韓国は日本の悪口ぱかり言ってないで仲良くするべきだ」と言ったので、原因を作った側の日本から言うのは不当だと思ったが、その韓国人留学生は違った。
「ぼくも、そう思います」と言って、しかし続けて「それで日本に来たけれど、下宿を探していたら『韓国人なんて駄目だ』と断られてばかりだった。仲良くする気が無いのは日本人の方でしょう」と指摘した。
これに社長は黙ってしまった。
この話をすると「韓国人なんて駄目に決まっている」と言う日本人がいた。
しかも「韓国人は新大久保に行け」とか。こういうことを言う人が少なくないので、これによって「仲良くする気が無いのは日本人の方」であることが証明されてしまっている。
つまり否定するつもりで逆のことをしているのだ。
アパートの賃貸で、日本人でさえ審査が煩すぎる問題はある。
だから、家庭内暴力から逃れて離婚裁判を起こしたいという女性の住むところが見つからず、小さい子供がいると尚更である。女性であるとか子供がいるとかでも偏見があるのだから、外国人に対しても偏見は当然にある。
そうした一般的なことではなく、ここで言われているのは日本と韓国が仲良くすることであるから、それなら住むところが見つかりやすいようにしないといけない。
結局は韓国人への偏見があるからだ。
その韓国人留学生は、偏見どころか韓国に好意的な大家がいたので住処が見つかった。大家さえ偏見がなければ特に困ったことは起きない。
ただ、その韓国に好意的な大家の日本は統一協会の信者だった。それで、統一協会に多額の寄付をしているし、韓国人にも偏見なく入居させたのだった。
だから韓国人留学生は統一協会に感謝しているかというと、そんなことない。当たり前だが、偏見を持つ日本人が悪いのであって、統一協会のため韓国に好意的であることは少しも良いことではないと彼は言っていた。
彼は韓国の一流大学を出ていた。
そこではかつて統一協会のサークルがあったけれど「学生たちに潰されました」とのこと。自民党が相変わらずの日本より韓国の方がまとも、ということだ。
あと、韓国や中国から来て働いている人たちは、観光客など外国人に対して日本語・韓国語・中国語・英語などで応対するのが、特に若い人ほど、平均的な日本人より遥かに上手である。
これは、日本だけGDPが伸びない一因だろう。日本人はウカウカしている間に、中国にも韓国にも追い越されてしまったのだ。



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