振り込め詐欺より古い手法が現役
- 井上靜

- 2022年11月5日
- 読了時間: 2分
古典的な詐欺が現役であると知って驚いた。
それは、近所のお婆ちゃんに聞いた話である。「お宅の屋根の瓦がずれているから、このまま直さないと雨漏りする」と脅されて、不安になって修理を依頼しようかと思ったが、高額な料金をふっかけられ驚いてしまった。この話に知り合いの大工は「瓦がずれていたらとっくに雨漏りしている」と指摘した。それで見てもらったら異常なしだったそうだ。
まったく、振り込め詐欺より遥かに前からの古典的手法が今もあると知り啞然とさせられた。

それで集合住宅に引っ越したいと考えたそうだ。
一人暮らしなら集合住宅の方が楽で安心だと思った。ただ集合住宅でも詐欺はある。お婆ちゃんの自宅近所の集合住宅で、水漏れの修理を頼んだら買い替えないと駄目だから全部で数万円だと言われたけれど、近所の水道工事業者に確認したところ、修理すれば簡単に直せて、部品は数百円、手間賃と出張費で数千円、五千円もかからなかった。
これは、あの、いざという時に駆けつけると謳い電話番号が書いてあるマグネットシートの広告なんかを冷蔵庫に貼っておいたのが、そもそもの間違いだった。
それで、お婆ちゃんは集合住宅でも詐欺はあるから安心とは言えないと悟った。
また、テレビで宣伝している布団屋の営業所が近所にあって、そこからきたセールスマンに「古い布団の洗濯をしないか」と言われたので頼んだら「やはり買い替えるべきだ」と言い出して強引だったので断ったそうだが、あの布団屋は相変わらずの手口だと呆れた。テレビで宣伝している例の布団屋と言えば、そういう商法で昔から有名だ。
まったく世知辛いのは相変わらずのということだ。
それにしても、布団屋といい水道屋といい瓦屋根といい、振り込め詐欺より古いのだが現役なのに驚き呆れさせられる。



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