top of page

戦争と暴力が教育上の問題だとPTAが騒ぎ左翼に嗤われていた現実

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年6月7日
  • 読了時間: 3分

 先日、俳優ウイルスミスが、アカデミー賞の式典で激怒したことで騒ぎになっていた。

これは、彼の妻が丸刈りのようにしているのを、映画『GIジェーン』の続編に主演すればいいと揶揄されたからだった。

 この映画の主人公は軍隊に入ると、女性なのに髪を伸ばさず厳しい訓練を受けるが、ウイルスミスの妻は病気で脱毛症になっていたから、おしゃれできず気の毒なのに、この事情を知らずに冗談のネタしたものだから、夫が怒ったわけだった。


 この『GIジェーン』は米兵一般を表す「GIジョー」を捩ったものだ。

 また、バービー人形の男の子向けみたいにして兵士の人形「GIジョー」という玩具があった。日本にも輸入されたが、1960年代前半(昭和30年代)の産まれでないとリアルタイムで知らないだろう。自分も小さい頃に近所のお兄さんの家で見たことがあるだけだ。


 ちょうどその当時は、ミリタリーの玩具が普通だった。

 また、テレビやマンガでも、戦争が無邪気な活劇となっていた。これが衰退したことには色々と事情があって、その一つとして歴史上の戦争を軽々しく考えたり暴力を美化したりはいけないという批判があった。あくまで一つの事情である。

 ところが、いくら昔のことだから知らないとはいえ、左翼が騒いだと言っている人たちがいる。だから、そんな事実は無いと指摘のうえデタラメは止せと言っていた人がいる。


 それに、こういうことを批判する人を左翼は嘲笑していたのだ。

 だいたい、そういう批判をしていたのはPTAなどの主婦たちだった。戦争や暴力を美化しては教育上問題だと言っていたのだ。テレビやマンガが暴力的とか下ネタを扱っているとか、お笑いで食べ物を粗末にするとか、そういうのは不道徳で教育上問題だとやり玉にあげていたけれど、これと一緒であった。

 それより、時代劇や刑事ドラマで犯罪と戦うため正当化される暴力は、権力を纏っているからより深刻な問題なのに、なぜか批判しない。皇室報道は、戦争に利用された権威という問題を忘れさせて、童話の王子様お姫様のように美化されているけれど、その問題に気づかないどころか芸能と同じ感覚で楽しんで、まんまとプロパガンダにのせられている。

 だからPTA主婦はイノセントで蒙昧だと、左翼は笑っていた。



 笑っていたのは左翼だけではない。

 そうしたPTA主婦の子供たちも、高校生さらに大学生となると、親の蒙昧さに気づいて指摘するようになるが、聴く耳持たないというより聴いても理解できない。テレビを見ないで勉強しないさいと母親が言うので従ったら、勉強したから多少は知恵がついて気が付いた。母親こそ勉強しないでテレビばかりで、それが娯楽としてのことだけならともかくプロパガンダに洗脳されているのだということに。


コメント


  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page