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小説投稿サイトのアクセス数が紙冊子の部数を超えた

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 11月17日
  • 読了時間: 3分

 小説の投稿サイトに以下の作品と説明を掲載した。

 

前書き転載


 この小説は、かつて紙製冊子の同人誌に発表したものです。

 それを読みたいという人たちがいるので、ここに再掲載しました内容は、女性と女性の友情と生き方の物語で、設定などは特異かもしれませんが、普遍性のある設定にしているので、誰でも容易に理解はできるかと存じます。 あと、数字が漢字であるなど縦書きが前提になっているので、なるべくなら縦書きに表示して読んで頂きたく存じます。

 また、書かれた当時の反映で、インターネットも携帯電話も劇中で使われていませんが、時代とは関係なく、使う場面が描かれていないだけで、物語の筋にとって必要が無かったということです。


後書き転載


 劇中に登場するPMBことプラグマティック=ミサ=バンドとは、ジョンレノンがやっていたプラスチック=オノ=バンドと、その影響かサディスティック=ミカ=バンドというのがあったことを念頭に置いたネーミングで、これを率いるミサこと多奈部美早とは、ガールロックの先駆けと言われる歌手の渡辺美里から取って付ました。「わたなべみさと」の最初と最後を取ると「たなべみさ」になるという訳で、しかしモデルではありません。目が大きいという描写があるので、その程度の共通点くらいです。また、渡辺美里なら絶対に言わないセリフばかりです。例えば作曲で「唐突な転調」「木と竹を繋いでいる」というのは、よく小室哲哉が言われていることだから、その小室哲哉の歌を最もよく歌いヒットさせている渡辺美里が言うわけありません。それに、あくまで美早のキャラを表すセリフであるから、そういうメロディがダメだということではありません。


 もともとアニメ映画の原作にしたかったので、劇中でミサが作って歌う楽曲を作ってもいたのですが、今となっては通用するか疑問なので、もしも映画化できたら作り直す必要がありそうです。

 使い道がなかったから、知人がやっているバンドのレパートリーに貸して、ヴォーカルの女子高生が自分で作詞作曲編曲したことにして歌い、その当時は褒められていました。

 一方、主人公のリエについて、最初の紙誌掲載で、読んだ人は「女性にとって男性は一過性の存在ということか」と言ったものでした。そしてリエとミサという二人の女性の関係は同性愛ではなく現実逃避と異常心理によるものであると読解した人も少なくありませんでした。あとは読者の解釈次第です。 

 リエとミサの出会いを描いた話もあって、そこではミサの生い立ちが語られています。読んでお判りのとおり彼女の親は相当に富裕で地位がある人らしいけれど、実はミサは養女で、10歳の時に両親を亡くしたため貰われてきたのでした。

 これは後に、また、ここへ転載しようかと考えています。(追記。転載しました。読んでください)


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 上記がアクセス数で紙冊子の発行部数をはるかに上回った。

 それだけの力がインターネットにあるということになるが、ただ、紙冊子は製作するさい仲間たちと一緒に楽しんでいたし、さらに楽しいのは仕上がってから飲み会になってお互いの作品のこき下ろし合いをすることであった。

 このことと、読んでくれる人の数が多いのと、どちらが良いだろうか。


そのリンク どうか訪問してみて。




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