安倍晋三の舌は118枚以上
- 井上靜

- 2022年9月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年9月13日
「珍しいな、舌が一枚だけだ」
「いつも嘘ついているのに増えねぇんだよ」
これはアメリカ製ギャグアニメ『幽霊城のドボチョン一家』で、怪奇映画のマッドサイエンティストが喉の具合が悪いと言うドラキュラ伯爵を診察したさいの会話だ。もちろん二枚舌とは、その場その場で違うことを言い欺くことだから、嘘つくと舌が増えるのではない。それを逆に言うから可笑しい。

このアニメは日本でも繰り返し放送されていたけれど、翻訳で嘘つきの「二枚舌」を逆さまにして笑わせているわけだが、原語では何と言っているのか不明で気になるところだ。
日本の言い伝えだと、嘘をつくと地獄で鬼が舌を抜く。
それなら安倍元首相は国会で118回も虚偽答弁したのだから、まるで舌が足りない。

ところで、あの西園寺公一は、特権階級だったのにフランス留学でリベラリズムの強い影響を受けて「赤い貴公子」と呼ばれたが、フランス留学時代の師匠であるエミール-アコラスから日本に帰って政治に関与するべきだと言われて、結局は従ったものの最初は難色を示して言ったそうだ。
「我が国で政治家になろうとすると、思っていることも言えず、言ったことを実行もできず、偽善を行い、時として嘘をつかなければならない。それが私にとっては苦痛だ」
するとアコラスは言った。
「ほう、貴国では政治家が時々嘘をつくだけで済むとは羨ましい。我が国では徹頭徹尾ウソをつき時々ですら本当のことを言わない」
これはフランスが政治をウソによって成り立たせているということではなく、西園寺は育ちが良すぎると解釈されてきた。だから帰国してから大いに活躍したけれど、軍部の暴走などを抑えることができなかったのだ、と。
しかし欧米が嘘ばかりであることは真実だろう。
相次いで死去したゴルバチョフとエリザベスは年齢五歳差だったと改めて知った人は少なくないだろう。ゴルバチョフは冷戦を終わらせるさい欧米に騙されたと感じていて、実際それがウクライナ情勢などに反映している。
イギリスは騙した側であり、その前からずっとエリザベスは「植民地主義の象徴」として自国の歴史で負の部分を代表する人物であると否定的に評価している人たちが国内にもいて騒いだことが話題になったが、しかし英国メディアは美化ばかりで、それに他の欧州も米国も追従している。
この嘘に敗戦国の日本も追従である。



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