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  • 執筆者の写真井上靜

共産党の田村委員長は小室哲哉の歌が好き

更新日:2月27日

 田村智子委員長のカラオケ18番は『My Revolution』とのこと。

 前の志位委員長だったらクラシック音楽マニアだからショスタコーヴィチの交響曲第五番『革命』が好きだと言うだろうが、それはともかく、小室哲哉がメロディーを作った歌はビートルズのジョンレノンが作った『Revolution』と違って政治性は皆無である。


 Myが付いているから個人的である。

 ドクトルジバゴに対してラーラーの夫だったストレイニコフが「あなたの詩は好きだったが、内容が個人的だ」と言っていたのと同じである。

 それを、何を勘違いしたのか、かつてハイジャックで北朝鮮に亡命した赤軍派が、この歌がヒットしているから日本の若者は変革を求めていると機関紙で述べていた。社会的変革ではなく自己啓発的な個人の意識的「革命」であるから、80年代半ばの保守化を示しているのに。まったく、前にも書いたがあの連中は救いようがないアホである。


 渡辺美里のデビュー作は『I'm Free』だった。

 これはハリウッド映画『フットルース』の挿入歌の日本語カヴァー曲である。映画はケビンベーコンが演技派俳優になる前に青春スターとして主演していたもの。このカヴァー曲はテレビの刑事ドラマ『スーパーポリス』の主題歌だった。丹波哲郎や三浦友和が出ていた。

 このデビュー曲は、シングル盤は売られていたけれど、他のシングル曲と違い渡辺美里のアルバムに収録されていない。また、デビュー時は洋楽志向のロックだったのに『My Revolution』の大ヒットにより路線変更して、J-ポップというべき歌ばかりになった。



 かつて『I'm Free』のシングル盤を買って持っていた。

 この頃かなりのファンだった。ところが、小室哲哉の歌で大ヒットし人気急上昇に伴い気持ちが冷めてしまった。小室哲哉や岡村靖幸や大江千里が作った歌であることは同じでも、内容が初期と大きく変わってしまったのだ。別の歌手だと思って聴けば不満は無いが。

 あと『スーパーポリス』には自分も顔を出していたことで愛着があった。この話は次回に述べる。

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