ロシア人差別で思い出した川村カオリ
- 井上靜

- 2022年4月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月19日
川村カオリ(1971~2009) は、特に『翼をください』のロックバージョンのカヴァーがヒットした歌手として知られ、他にもモデルなどを努め、また癌で早死にした芸能人としても知られている。

彼女の出生地はモスクワで、ロシア人とのハーフであるが、幼少のころ日本に来て親と一緒に千葉県に住んでいたら、ハーフであることで差別的な態度をとられた。さらに大韓機事件(航路を外れて領空侵犯した旅客機がスホーイ戦闘機の攻撃を受けて墜落し乗客乗員全員死亡。今も謎の残る事件である)のさいは、学校で苛められ、それが教師からもという酷い話。
だけど、日本の学校なんて、その程度の人がセンセイやっているものだった。あの当時、ロシアでなくても白人とのハーフは勝手にロシア人とされて虐められたものだ。
これを、最近の一部の駅と旅館のことで思い出した
よく外国人お断りという問題が起きている。
知り合いの米国系日本人は、カリフォルニア州から仕事で来日して日本人と結婚して日本国籍となり住み続けているが、菊の紋章のパスポートを見せて日本人だと言っても外見がガイジンだからと拒否されることがあるそうだ。しかしガイジンでも中国人や韓国人は一見して判らないので拒否されないことがよくある。
そしてロシア人は「飲酒しての入浴は危険なので絶対にしないように」を守らない人が多いから温泉や旅館で嫌がられるけれど、最近では戦争がらみで御断わりと表示して差別であると問題になった。恵比寿駅の外語表示からキリル文字排除は、ロシア語を見ると不愉快だとクレームする客がいたためだそうだ。
こんなことが、ともとも日本人は大好きだから、現在進行形なのだろう。
他にもチマチョゴリ型制服の女子に嫌がらせとか弱い者いじめ。また、そういうのを批判していたはずの人たちでさえ、戦争について冷静に判断すべきと言うだけで「親露だ」とか「どっちもどっち論だ」とか徒党を組んで楽しそうに攻撃している人たちがいる。
これは、戦争反対と言ってカッコつけたいけど勇気が無い人たちだ。ベトナムやイラクでは戦争反対すると対米従属の日本政府から弾圧される。アメリカを批判する反戦デモで逮捕された人たちは大勢いて、これが火炎瓶を投げたならともかく、公務執行妨害なんていう警官がいくらでも自作自演する罪状でのこと。そういう心配が無いのが、アメリカと敵対する国を批判する場合である。
この調子で、ロシアが勝てば「前からプーチン大統領が正しいと思っていた」と言い出すだろう。そういう習性が日本人にはある。言うまでもないこと。



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