ロシアのウクライナ侵略ではなくアメリカのロシア侵略
- 井上靜

- 2022年9月21日
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ウクライナ軍の奇襲攻撃でロシア軍が戦わず撤退したさい、これはウクライナ軍ではなくアメリカ軍だったからロシア軍はリスクが高い衝突を避けたのではないかと予想したら、それをロシアの政府広報が認めた。
もともとウクライナではアメリカの指揮でNATO軍の攻撃が起きていた。それを抑えきれなくなったので、クリミア同様に独立を支援してロシアは軍事介入していた。
これに対してアメリカおよびNATOは、独立した地域を勢力圏下に奪還するため、ロシアに占領された土地の解放として巻き返しに軍事介入を本格化した。
これはもともと、ロシアの弱体化を意図してロシア周辺をアメリカの勢力圏にするという、アメリカによるロシア侵略であった。
これに既視感があるのは、中東イスラム地域への侵略と同様だからだ。
あの時のマスメディアが、いかに侵略者の広報でしかなかったか。
それを拙書(ホームページ参照)で説いていたのだが、すっかりアメリカの占領政策によって洗脳されたことでは政治的左右問わない多くの日本人たちからは理解されなかった。
前にも述べたとおり最後の部分は編集の段階で指摘されたことを付け加えたので説明不足であったが、その「世界情勢について誤った認識を求められる採用試験」という意味が伝わらなかった(一部では『解る人にはすぐ解るが、それ以外の人には解らない』と言われた)のだとしても、特に後半の部分では詳しく述べている。
そこで引き合いに出したヨーロッパのジャーナリストたちが指摘する「リベラル派や左派が、アメリカの大手メディアを鵜吞みにしてばかりいて、その報道に少しの疑問すら持たない」という実態が、日本は欧米と同じかそれ以上にひどかったのだ。

この問題で日本共産党は、やけに対米従属である。
どこの大国にでも「ズバリもの言う党」であり、それが自民党とは違うと標榜しているけれど、実態は大違いで自民党と変わらない。ウクライナ情勢にしても同党機関紙は取材していて詳しく知っていることは現地で記者の様子を見たという人たちが証言している。
しかし党内の一部に臆病者がいるからだろう。上記の拙書は、かつて兵庫県警の内部告発でベストセラーとなった出版社が版元あり、それとともに、拙書が反政府的・反米的であることで、兵庫県警は反感を剥き出して嫌がらせをしてきた。しかし共産党系の弁護士だけは「それが迫害の原因だなんて、ただのコジツケだと思うし~」と言い、警察のほうでハッキリ言っている事実をつきつけると慌てて「警察怖い、権力怖い、巻き込まないでよ~」である。これには別に左翼ではない弁護士も呆れていた。
これを直接見ているので、共産党系弁護士だった山添拓議員が「ロシアのウクライナ侵略は許せません」と紋切り型で言っていたさい、これは内心では真実を知っているけれど本当のことを言うのを避けているのだろうと推測しているのだ。
なにせ、前を歩いている人と一緒に線路を横切ったら踏切は無くて不注意だったと言う程度のことだけど、共産党の議員だから特に警察が監視していて書類送検された、なんてことがあったのだから、当たり前だろう。
しかし臆病風に吹かれてよいことにはならない。



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