マスクを付けなさいは国防婦人会のモンペを履きなさいと同じ
- 井上靜

- 2022年9月11日
- 読了時間: 3分
今どき、不用心でマスクをし忘れる者はいない。
それなのに、公的施設でマスクをしなさいと怒鳴る女性の職員がいる。怒鳴っているつもりはないとしても、かん高いキンキン声を出す。声質のためでないことは、そういうとき以外の話し方から明らかである。
前に、裁判所ではマスク無用である訳を述べた。
警察が嫌がらせでマスクをしないことがあり、これを裁判所は合法であるとしている。もちろん、嫌がらせ目的でマスクをしなくても公務員特別陵虐罪とまでは言えないかもしれないし、それ以上に、嫌がらせでマスクを外したと事実認定する勇気は持ち合わせていない裁判官が多い。そこで、マスクを付ける義務は誰にもなく、強制ではないとするのだ。
だから、マスク無用と思ってはいなくても、裁判所が御墨付を与えたのだから、裁判所ではマスクを外そうと言うことだ。そして裁判所の職員がマスクのことを言っても、この話をすれば引き下がるしかない。権力の暴虐に対し、それを監査するのが責務である裁判官が、職務怠慢も甚だしいと言いたげな顔をする職員もいるが、それでも口に出して批判する蛮勇は無い。
また、公的施設の職員も強制はいけないと言っている。
なにより健康上の事情からマスクが危険という場合もあるし、マスクが条件によっては有効でも、そうでないと無駄な方が多いという指摘を医師がしていて、これを解っていて自分なりに判断している人もいる。
しかも、闇雲に同調の圧力をかけるのはファッショ的で、コロナウイルスと同じように危ないか、下手するともっとヤバイと危惧している人たちもいる。マスク以上にワクチンが問題だ。告発するドキュメンタリー映画まで上映されているが、この相手方は大企業と国家権力であるから、苛政はコロナウイルスよりも猛しということだ。
したがって、用心を呼びかけはするが、しかし明確な信念をもって各々で対応すべきことに対して、その意思に反する強要があってはならない。
そう、役所も口うるさい職員への苦情に対して説明していた。
ところが、その女性職員は、どうしてもキンキン声を張り上げたいようだ。
だから苦情があった後、その苦情を勤務先が容れているのに、ヒステリックな粛清を止めない。なぜか。それは国の無策で感染拡大したことを隠蔽するために、国から責任転嫁するためマスクの話をして、これにより国に貢献していると思いこんでいるのだ。
つまり、戦時下での「愛国婦人会」の感覚である。政府と軍部の失態で負け続けているのに、非常事態に気が緩んでいるとか洒落っ気のある服装などをしているとか庶民に難癖を付けて回り、女性に「モンペを履きなさい」と言うのと同じく「マスクを付けなさい」と言っているのだ。
まさに善意によって舗装される草の根ファシズムの道である。




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