ピアノのプロになっちゃって、お気の毒としか言いようがない
- 井上靜

- 2021年8月8日
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ピアノのプロになっちゃって、お気の毒としか言いようがない
別のサイトにある前のブログで、ピアノ教則本がバイエル一辺倒なのは日本だけだと批判的に論じる本の話題を取り上げたことがある。
これはピアノ教室のインストラクターが著したもので、バイエルだと知識の習得で効率が悪いという問題も指摘するものだった。

これに対しコメント欄に、とにかく練習すればいいのだと書いた人がいた。
そして匿名だけど「ピアノでプロやってますが、何か?」と。しめくくりはネット掲示板によくある決まり文句だった。この言い回しは、あの当時でも少々古くなっていた。だから可笑しかった。
おそらく、教則本が何であっても、ひたすら練習すれば上達するものだ、と言うわけだ。それで俺様はプロになったと自慢しているのだろう。それ以外の意味は無い言い方だ。
しかし答えは「芸人になっちゃったのか。お気の毒に」である。
そもそも、楽器の練習をするにしても、そればっかりの暇人は少ないから、教則本の効率が話題になる。あくまで趣味であるから当たり前のこと。そればっかりでプロになる人は、社会的地位が低い。どんなに華やかに装っても、しょせんは「川原乞食」の一種である。
これが今のコロナウイルス新型肺炎のため、より明確になったのだ。
だから音楽でも演劇でも、政府から冷遇どころか迫害されている。飲食店とくに酒を扱う水商売の人たちも同じである。政府が不公平な対応をして平気でいるのは、それを不当なことだとは思わない人が社会の中に多いからだ。そんな人々の意識が政府を支えているのだ。
これが現実なのだ。

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