トランプ大統領の前の民主党の大統領たちは戦争していた
- 井上靜

- 2月25日
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トランプ大統領は、第三次世界大戦が「それほど遠くない」と発言した。
これは中東やウクライナで続く紛争に言及しながらのことだった。もしもバイデン政権がもう一年続いたら第三次世界大戦に突入していたが、もう今は起こらなくなったと言う。
これについて、彼は自分が第三次世界大戦を阻止したとか阻止できるとか言って自画自賛したように報じるメディアもあるが、それは無理な解釈だという指摘もある。彼は自分の任期中は第三次世界大戦が起きないようにするという決意を示す発言だと解釈する者もいる。
トランプ大統領が世界大戦を阻止できるかは別にして。
オバマ大統領もバイデン大統領も、戦争ばかりしていたことは事実である。その現実を見せつけられても、見ないふりをしている人が少なくない。
かつてブッシュ大統領のとき、戦争だけは阻止すべきだから他の政策が共和党と変わらなくても民主党の大統領に替えるべきだと言っていた人たちがいた。その人たちは間違っていたことは証明されている。ところが間違いを認めない人がいる。特に日本には多すぎる。

オリバーストーンは間違っていたことを認めた。
そして騙されたどころではないと言っていた。オバマに投票したが、あれほど露骨な裏切りをするとは予想できなかったということだ。これが日本の場合、原爆投下の記録映画を見て拍手喝采しているオバマ大統領に驚き怒る人たちがいた。またバイデン大統領は、広島を訪問した時も核ミサイル発射の指令を出す通信機器一式を持参して顰蹙を買っていた。
また、オリバーストーンは、トランプは良くなくても対抗候補者だったヒラリークリントンが大統領になっていたら世界大戦だったと言っていた。彼女の好戦性は凄まじく、残忍でさえあった。これがオバマ政権で国務長官を務め、オバマ大統領の戦争で実行犯となった。
だから、トランプ大統領が第三次世界大戦を阻止できるかはともかく、だ。
その発言に対して反発する人たちのほとんどが、オバマやバイデンのやってきたことについて認識が無いから的外れな非難をしてしまう、という現実がある。あるいは、民主党の大統領がやる戦争は正当化して、アメリカやNATOに侵略されている国の指導者に責任があると思い込む。これはマスコミのあからさまな嘘報道の影響もある。
しかし、それでも、冷静に分析すれば本当のことに気づけるはずだ。



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