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デモに過激派がいると警察が奇妙な行動を

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年6月8日
  • 読了時間: 2分

 G7抗議デモに参加していた一部の人が機動隊に乱暴された。

 この人は「過激派」だと言われるが、他の参加者と同じことをしているだけなのに逮捕するなんて、奇妙であると感じる人が普通だろう。

 ところが、こういうことは昔からの「伝統」である。平和的デモ行進に過激派とされる団体が参加すると警察が割り込み分断しようとするのだ。


 86年に有楽町で出くわしたことがある。

 これは同じく軍拡を批判する反戦デモであった。行進する列の途中へ警察の車両が強引に割り込もうとして、参加者が猛抗議し警察車両を押し戻した。割り込もうとした場所は、ちょうど「過激派」がいる所を他の参加者と分断する位置であった。

 この警察による毎度不可解な行動は、過激派が市民と一緒に行動して存在を誇示するのを邪魔したいのか、そんなことして何か意味があるとか、などと、とにかく謎である。



 政党や市民団体は、集会に過激派が来るのを嫌がり排除しようとする。

 正直言って迷惑な連中だからだ。自己中なので。過激派とはそういうもので、そうでないと過激派にならない。

 しかし、デモ行進では対応が違い、党派を超えて一緒に歩くなら穏健である限り受け容れるのが通常だ。すると警察は、なぜかそこで過激派にちょっかいを出す。

 これは過激派を口実にデモの妨害するつもり、というのが考え易いが、見るからに違う。今回G7の一件も同じで、奇妙な行動である。


 昔から今まで、警察は何か勘違いしているとしか思えない。

 ただ、勘違いだけなら笑っても居られるが、勘違いに基づいて権力を行使されては迷惑である。

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