スピリチュアルの観点からも嘘の自称霊能者・美輪明宏
- 井上靜

- 2021年1月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年6月23日
DHCが会社ぐるみの差別を批判されているが、この会社はやけに宣伝に力を入れているから、高須クリニックと同じく金をまわしているだけで儲かっているかとなると疑問である。
実際に、ネット上では無理サンプルの売買が行われており、あの手この手で多重に取得しては売る人と、それを買っている人とがいて、そんな人たちは「正規に購入するのはバカ」と言っている。
こんなDHCの広告塔を長らく務めているのが歌手・俳優そして自称霊能者の美輪明宏である。
この人は金ぴかギンギラ成金趣味で、長崎出身の被爆者といいながら原発推進電力業界の宣伝にも出ているから、あくまで商売優先なのかというと違う。昔の野坂昭如と同じで戦争体験があるからと言って商売で反戦を唱えてもいたし、二人は歌手として舞台で共演したことがあるけれど、それとは別に美輪明宏は狂信的なファシストである。
このことは前に述べたから詳細は省略するが、その中でも特に危ないのが、舞台で共演した三島由紀夫に、226事件の亡霊が彼の背後に立ち将校の名を名乗っていると言って、三島の狂気の行動を嗾けたことだ。これを美輪明宏は自慢していた。

しかし、怪談で亡霊に怯えるのは罪の意識によるもので、あくまで人の心が問題である。これは怪談映画が有名な中川信夫監督の映画でも常に描かれていることで、同監督も指摘していた。
それとは別の霊感とは第六感ともいうように五感とは別の感覚だから、視覚や聴覚とは違う何かを感じるもので、なのに霊の姿が見えたり霊の声が聴こえたりするなんてのは嘘に決まっている。
これは心霊とかスピリチュアルとかいうことを肯定する人が、よく指摘することである。この指摘を理解できずに霊能者を自称する人には、絶対に霊能力が無い。他人が認めないから自称するのは他の事も同じだが、霊能者の場合は他人から「霊感が鋭い」「霊能者ではないか」と言われている人ほど自分では否定する。自称霊能者は精神病患者か詐欺師のどちらかであるから、一緒にされたくないのは当たり前だ。
また自称霊能者は、統合失調症などの精神病なら、本気で語っているからもっともらしいが、よく話を聴くと矛盾だらけで、薬を飲めば幻覚が治まり、「能力が無くなってしまった」と気にしたりはせず平気でいるし、一方の詐欺師は、騙そうと計算しているから話の中で矛盾はしないが、嘘くさかったり芝居がかっていたりするもので、それで騙せそうな人だけを相手にする。
この後者が美輪明宏で、三島由紀夫は騙されたがっていると見抜いて悦ばせたのだ。



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