ジャニーズ事務所も大相撲も
- 井上靜

- 2023年3月11日
- 読了時間: 2分
有名な海外メディアが日本の有名な芸能事務所の告発を放送した件の続き。
これは前に、日本の週刊誌が取り上げて、芸能事務所は名誉毀損で訴えたが、事実であったことが裁判でも認められる結果だった。
そんなことになっても、この芸能事務所の中心人物は懲りずに芸能人志望の未成年者に性的虐待を続けていたということであった。
また、人気の芸能人を抱える事務所はテレビに影響力がある。
それで、週刊誌などが騒いでもテレビは黙殺する。これと同じことは大相撲にも言えると、よく昔から言われてきた。
今では八百長の発覚などで大相撲の人気が低迷しているが、かつて人気がもっとあった頃は、相撲協会から取材を拒否されると商売に差し障りがあるから、タブーになっていた。

かつて、性格俳優といわれる人(今は故人)が、その著書(エッセイ)で述べていた。
その当時、人気の相撲取りと人気タレントの女性が婚約したけれど、相撲界のしきたりが原因で破談となったことがあった。この時、マスコミは相撲界の体質について無視し、女性タレントの母親がいわゆるステージママであるのを殊更に取り上げて悪者に仕立てていた。
これについて世間一般でも、マスコミの対応は疑問視されていた。だが、それでもテレビで相撲を観るほうも問題だと性格俳優氏は指摘していた。大相撲に人気があるから、マスコミは相撲協会に気を使って変な報道をするのだから、相撲観戦をボイコットするべきだ。もう相撲なんて観るなと言っても観る人たちがいるから、相撲協会は驕るのだ、というわけだ。
また、相撲界に男尊女卑の体質があって、あの破談の原因になっている。
そう指摘もされていたけれど、これについて性格俳優氏は「日の丸・君が代なんかを有難がる相撲協会だから」と言っていた。
もともと彼は演劇が好きで趣味としてならやっていたけれど、俳優を職業にする気はなかったそうだ。外交官になるつもりで東京大学に入った時、戦争になって外交官など無用と軍隊に駆り出され人生が狂ってしまった。
だから「川原乞食」と言われているけれど本当に乞食のつもりで役者になり、収入が不安定だから結婚話が壊れたこともあった。東大を出て官僚になっていたら、そんなこともなかっただろう。
そういう経験をしたからハッキリ言わせてもらう、と。
その、未成年者に同性愛行為の性的虐待をする芸能界の有力者も、一方で権勢に媚びる処世術だったことも、よく言われていたことだ。そうした共通点があるのだろう。



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