シュワルツェネッガー二度目の心臓手術
- 井上靜

- 2020年11月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年6月24日
アーノルド=シュワルツェネッガーが二度目の心臓手術を受け、これで弁を二つ形成したという。励ましの言葉がシルベスター=スタローンから寄せられたそうだ。

シュワルツェネッガーのライバルといえば、スタローンと共に、スタローンと同じイタリア系アメリカ人のルー=フェリーノがいる。かつてボディビルコンテストで対決していて、フェリーノもシュワルツェネッガーと同じように映画でヘラクレスの役を演じていた。
また、フェリーノの代表作はマーベルコミックで『スパイダーマン』などと共に人気の『超人ハルク』テレビドラマ化であった。全身を緑色に塗ってハルクにふんしていた。このずっと後に映画化されたらハルクはCGで作っていた。この映画にはフェリーノもカメオ出演していた。
この映画化で主人公の同僚で恋人の女性にふんしているジェニファー=コネリーは、あまり筋肉質な男性は好きではないと言っていた。それで、後にアカデミー賞を受ける『ビューティフルマインド』で共演したことがきっかけで結婚した夫には、たるまない程度に鍛えるだけにしておくように言っているそうだ。
あまりに筋肉隆々は気持ち悪いと言う女性がいるけれど、あと筋肉質すぎると不健康である。筋肉質な人は、よく心臓が悪いものだと昔から言われていた。
かつて、高校の時に仲が悪かった体育の教師は、日体大時代から鍛えているので筋肉は凄かったが、狭心症でニトログリセリンを使っていると言っていて「殺そうと思ったら殴ったり蹴ったりするより後からソッと近づいてワッと脅かした方が成功する確率が高いぞ」とうそぶいていた。
これは冗談ではなかったと、後で知った。風邪で気分が悪くなり学校の保健室で寝ていたら、その教師も心臓の不調で気分が悪いと言って寝に来て、見るからに深刻そうだった。だから「なんだ、屈強そうで弱いのか」と可笑しかった。
これについて、筋肉は脂肪より血管が遥かに多いので、血流を送る心臓の負担が大きいのではないかと思い、これは素人考えかと知り合いの内科医に訊ねたら「おそらく、そうだと思う」との答えだった。
ということなので、筋トレは、ほどほどにした方がいいだろう。



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