サウスハンプトン大学の先生が辺野古に来た
- 井上靜

- 5月29日
- 読了時間: 2分
サウスハンプトン大学の先生が辺野古に取材に来た。
この人はデジタルメディア論を教えている人で、米軍基地を建設する辺野古の埋め立てに、地元で反対されているのを押し切って強行していることに驚いたという。イギリスでは考えられないことだから。
しかし、当然のことだ。アメリカにとって、イギリスは同盟国だけど、日本は従属国である。そして沖縄は、もともと独立国だったのに、日本に強引に併合され、戦争で巻き添えになったのだ。
サウスハンプトン大学の先生を辺野古の基地問題を発信するSNSアカウントが取り上げた。
すると、「地元は反対していない。他所から来た連中が報酬をもらって妨害しているだけだ」という嫌がらせ投稿が何件も寄せられた。
これは、同じことをテレビで言ったら問題になり、続けて漫画に書いたら問題になり、それでSNSに匿名アカウントで投稿したというわけだ。どうしても嘘で貶めたい人たちがいるということ。だから西田昌司議員など、ひめゆりの塔についてデタラメ発言して、一部訂正して謝罪したが他は間違ってないと居直り、また石破首相は自民党の総裁として沖縄県知事に謝罪したが、だったら選挙で公認すべきではないのに、そこまではしない。

これは沖縄県だけの問題ではない。
そもそも、日本の領土に、日本人が納めた税金による予算で、外国軍基地を建設することは、日本全体の問題である。
そして、自然の条件が悪くて完成しないから、日本の税金の無駄遣いのうえ日本の安全保障にも支障があり、土建業者だけが不当に大儲けしているという、とんでもない話なのだ。
それを強者に媚びる評論家や小説家や漫画家などがいて、この人達こそ、そうすることでマスコミから金を貰っている。愛国心が皆無の、国賊とか売国奴とかの蔑称が相応しい連中である。
それで日本はバカにされる。
「鬼畜米英」というスローガンで戦争を仕掛けたけれど惨敗し、米兵に「ギブミーーチョコレート」と子供が強請ることを、だいたいの大人が恥じなかった。そうやって米兵からチョコレートを貰う感覚で、マスコミから金を貰うなどの報酬を得たくて同胞を貶める。日本政府の対米隷属に反対する日本人を。
つまり実態は逆である。政府に媚びている人たちこそ金のためである。



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