オリンピックでコカコーラの押し売り
- 井上靜

- 2021年7月23日
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コカコーラは、東京オリンピックのスポンサー様だからと、飲み物で持込んで良いのはコカコーラ社の商品に限るとし、これに反発や批判が起きている。
スタンリー-キューブリック監督の映画『博士の異常な愛情』では、核戦争の危機に対して唯一勇敢に戦う英国軍人マンドレイク大佐(大統領と博士の三役を演じるピーター-セラーズ)が、通信が遮断されている中で普通の電話なら連絡がつくと気づいて公衆電話を使うが、そのための小銭を清涼飲料水の自動販売機から取り出す。
ここで米兵に、持っている銃で販売機を撃つように言うが、これは軍の設備ではなく企業の所有する私有財産だから困ると兵士は拒否する。そんなこと言ってる場合かという大佐に兵士は、なら撃つけれど壊してコカコーラに訴えられても責任は貴方ですよと言う。
この場面は日本の映画館でも客席に爆笑が起きていたけれど、テレビで放送されたさいは飲料水の会社と言っていてコカコーラが台詞から消され原語とは違う訳になっていた。
おそらくテレビはいつもCМを流している影響だろう。
この白黒映画だけでなく、ずっと後の映画でも、よく米軍基地の場面にはコカコーラの販売機が写っている。ランボーが連れて行かれる東南アジアの米軍基地など、外国に駐屯する米軍の施設内にも必ずある。
これは映画のスポンサーだからではなく、そのくらい米軍基地にはコカコーラの販売機が設置されているからだ。だから米兵が日本に来ると、全体的に日本は物価が高いという話をして、これは何処の外国人でも同じだが、しかしそのさい米兵は「コーラが○ドルもする」と言うことがよくある。そのように物価比較の基準にするくらい、コカコーラは必ず売られているのだ。

こうして、国内外の米軍基地で兵士たちに飲ませて儲けている。
たかが炭酸砂糖水の会社が世界的大企業だなんて不可解という人がいるけれど、それは「軍産複合体」だから。
そんな企業だから、オリンピックで図々しいことをしても当たり前なのだ。
子供の頃は良く飲んだものだが、健康と世界平和のために一切断っている。



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