なぜ自衛隊は無益だと上岡龍太郎は言ったのか
- 井上靜

- 2023年6月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年6月7日
「パンパカパーン今週のハイライト」とは上岡龍太郎のギャグだった。
人気アニメ『タイムボカン』でも取り入れていた。その上岡龍太郎が死去したそうだ。享年81。

上岡龍太郎が単独で活躍し売れたのは1990年前後からだった。
これについて上岡龍太郎は、ちょうど横山やすしが、息子の暴力事件と逮捕や当人のアルコール依存症など不祥事続きによりテレビからいなくなって、風貌などが似ているから身代わりにされたのだろうと言っていた。
ただ、横山やすしと違って自分は政治的に左寄りだと言った。これは湾岸戦争のさいニューヨークタイムズに戦争反対の広告を載せた人たちに名を連ねていたことで、政治などに関心があるのかと言われたからだ。
上岡龍太郎は自衛隊など要らないとテレビで堂々と言っていた。
なぜなら、日本は歴史的な反省からもう戦争はしないと誓っており、そのためには戦争ができるような準備もしないと公言したのだから当然なのだそうだ。
また、もう戦争はしないと誓ったことに付け込まれて日本が攻め滅ぼされてしまったとしても、これを世界のどこかで少人数でもいいから憶えていてくれる人たちが居れば良いとも言っていた。
「生き恥をさらすより死んだ方がマシ」と昔から言う。
これが上岡龍太郎の説いた趣旨のようだった。もう戦争はしないと誓ったにも関わらず、また戦争をするなんて恥ずかしくて耐えられない。誓いを守ったことに付け込まれて酷い目に遭わされたほうが上等だ。そういうことのようであった。
また、そこに付け込む卑劣な者が国の単位で幅を利かせるようでは世界が御終いだから、そうならないで欲しいということでもあったはずだ。
それを上岡龍太郎は、あえて言ったようだった。
なぜなら、そんなタイミングだったからだ。つまり当時は日本がどんどん恥知らずになることが急加速している時期だったからだ。そこで彼の発言が出たのは明らかだった。



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