日仏共同テレビ局France10及川健二という人
- 井上靜

- 2022年3月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年3月26日
ブログを楽して書きたいときに、楽なネタを提供してもらえることがある。
🇺🇦日仏共同テレビ局France10及川健二
「野党では本当にダメなのか?」(亜紀書房)著者
日仏共同テレビ局France10記者。日本外国特派員協会員・仏ドキュメンタリー映画監督協会員。国立パリ第九大学修士課程。沈礼名はHenri。単著3冊+共著3冊。フランス共和国の大統領・首相・外相・元老議員・国民議会議員・市長・知事・党首・欧州議会議員と対話・取材してきた。記者歴24年。LGBT当事者」
というツイッターのアカウントは知っていたが、お薦めとか表示されても全く共感できた試しが無いので、それから読まないできたが、すると、こちらがいちおう作っていたアカウントのものを引用リツイートしてきた。それも昨日になって、2013年2月6日のものを。
「儲けしか考えないと信頼を失い淘汰されるから、市場原理に任せていればいい、とヤマト運輸の社長は言っていた。小泉総理が郵政民営化を叫んでいた当時『ニュースステーション』に出演して久米宏の前でスポンサーであることを利用し電波私物化して」
上記は番組に自分がインタビューを受けたのが放送されたさいのことだったから、よく憶えていた。
これを引用リツイートして、以下のとおり記述したのだ。
「ヤマト運輸の小倉昌男会長が郵便事業の民営化を支持したのは、ヤマト運輸が創業時から郵政省にずっと邪魔され続けたから。佐川急便みたいに政界工作をしなかったんだ。だから『郵政省なんていらん』が持論でした。氏の著書『経営学』を読まれたし。郵政民営化は反対ですが郵便事業の民営化は賛成します twitter.com/ruhiginoue/sta…」

そんなことは、佐高信が昔からよく言っていたこともあり、けっこう良く知られていたことだ。しかも経営者の著書だけでなく美談の漫画まで出ていた。
また、財界人の自己正当化宣伝本を読めとは滑稽である。
なにより、ここで問題なのは公共の電波に乗って報道番組でスポンサーの立場を利用し自分の事業の利益に関わる話を説いたこと。しかも、色々な意見が紹介される中の一つとして録画が出たのではなく、スタジオにスポンサー企業の経営者が出て独演会のようにしたのだ。
これが公私混同で放送法違反にもなるという話だ。報道の仕事をしていたら解りそうな事だが、それを、経営者が自らの正当性を主張する本が出ているから読めぱ解ると言う。
やはり、元々思っていた通り、まともな報道をする人ではないと確信させられた。



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