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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年4月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年4月27日

 また、沖縄で米兵が暴力事件を起こした。

 ところが、日本の政府は自国民の被害など知ったことではないという態度である。特に中谷と林の態度が酷いことは、既に言われている。

 こういうことがある度に思い出してしまい嫌な気分になることがある。


 沖縄などで米兵が事件を起こすことは昔からあった。

 それで日本の司法が手出しできない問題は、テレビの刑事ドラマでも、漫画の刑事ものでも、描かれていた。だから子供でもいちおう知っていることだった。

 もちろん少年漫画の場合、型破りな警察官がスーパーマン的に活躍している話だから、沖縄でも米兵を相手に大立ち回りするという非現実的なものだが、それでも痛快だった。



 余談だが、そんな刑事ものは少年ジャンプにも連載されていた。

 これはもちろん『ドーベルマン刑事(デカ)』という、後に同誌に連載される活劇『北斗の拳』と同じ原作者のものである。漫画家は異なるが。

 ここでは、日本人の女性を襲い性暴力のうえ残忍に殺害して愉快がることばかりする米兵たちに対して、主人公がダーティハリーみたいに44マグナムを持って立ち向かう。

 この作者=武論尊は、元自衛官だと聴いたのは後のことである。

 

 さて、思い出して不愉快というのは高校生の時のことだ。

 小学生の時にテレビや漫画のネタとして基地問題は知ったが、後に現実の事件を新聞などで詳しく知るようになるから、何かのきっかけで真面目な話題にすることもあって当然のことだった。

 ところが、同じ高校の同級生が「アメリカのご機嫌とっておかないと日本は危ないから批判しては駄目でしょう」と言う。なぜそう考えるのかというと政府がそういう態度だから。まあ、しょせんこの同級生はその程度だということだ。

 ところが、担任の教師から、そういうのが素直で従順ないい子だから、批判的な考え方をするお前は駄目だと言われた。

 こういう教師は少なくない。それで今も事件が発生し続け、政府も相変わらずなのだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年4月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年4月27日

 「元共産党員が暴露する『集団で生活保護を不正受給する手口』」

 という宣伝がSNSで展開されている。大勢でゴリ押しして不正に受給させるという。これだけで荒唐無稽な話だ。

 それで共産党の関係者が問題にしている。


  このデマを語っているのは元共産党員の女性だ。

 これは共産党へのネガキャンだけでなく、生活に困った市民が生活保護を申請するのを躊躇する原因にもなるという指摘されもしている。まったく、片山さつきだとか石原伸晃とかの自民党議員たちによる弱い者いじめ生活保護叩きと変わらない。

 こんなことが横行した挙句は、闇バイトや自殺が増殖して社会の治安の悪化である。


 この人は職員だったけどクビにされたそうだ。

 だから反共屋になった。統一協会と関係していることも指摘されている。変節したとしても、そこまで出来る元共産党員がいるということでもある。

 しかし、この人は党組織の下っ端にいた人である。ところが、議員まで務めた人で、右翼メディアに出て同じく反共屋をやっている人達がいる事実もある。

 その下品さから、転向ではなく落ちぶれというべきである。



 堤清二は東大生のとき誘われて入党したのに理不尽に除名された。

 党内の派閥対立による。昔は共産党に派閥対立があった。だから派閥は駄目だということになった。自民党の場合は派閥が裏金の元である。どの党にとってもいいことない。なのに派閥で活性化するとマスコミがデタラメを言う。

 ところで堤清二は、追放されてしまったが、しかし、みっともないから反共屋にはなるまいと誓い実行した。だから右翼の鈴木邦男氏も立派だと褒めていた。


 ただ堤清二はビジネスと文学の才能で活躍できた。

 その才能が無い人達が、みっともないと解かっていても背に腹は代えられないからと反共屋になるのだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年4月25日
  • 読了時間: 3分

 生理のことで女性地方議員を揶揄した杉田水脈。

 この人は前に、性暴力の被害に遭ったと訴える女性に対して、SNSで匿名で卑劣な嫌がらせをする連中がいたところ、それを拡散するクリックを繰り返した。これについてテレビでお笑い芸人の男性が「そんなことを女性がやるなんて」と驚いていたけれど、そんなこともやる女性だから、生理のことで揶揄するくらい平気でやるだろう。

 だから、二回映画化された小説『キャリー』だったら、杉田水脈は主人公をいじめる同級生の女子に該当するはずだ。



 杉田水脈はテレビの特撮が好きだと言っていた。

 そういう女性もいる。事情は色々で、例えば男の子と一緒に遊んで「戦隊」ごっこをすると紅一点の隊員役ができて楽しい、など。

 しかし杉田水脈の話を聞いていると、彼女が主に男の子むけのテレビ番組を好むのは、女の子むけの番組だと自分のような女性は悪役なので好きじゃないのだろろう。そうとしか思えない。少女漫画や女の子むけテレビアニメには、主人公をいじめる嫌な女子が必ずといっていいほど出てくる。それが自分と同じタイプなら、それを悪役にしているドラマは面白いわけがない。


 これはライバルへの嫌がらせとは異なる。

 よく昔あった少女漫画で、例えばバレリーナを目指している主人公は、トゥシューズの中に針が入れられるのが定番だったけれど、こういう陰険なことは男性でもする奴がいる。ベーブルース伝では、入団したばかりの彼が寮で寝てるところへ濡れた新聞紙を投げつけられたりの嫌がらせを受けたことが出ている。これは、プロ野球の、アメリカの、男性の、実話である。

 こういう陰険なことは褒められたものではないが、嫌がらせする動機として理解はできる。そういうのとは異なる、出自や属性に基づき自分が優越感を得たいがためのいじめが、杉田水脈の特徴である。


 先日死んだ曾野綾子と同じである。

 あの人は幼稚園から大学まで聖心女子大のお嬢様だったというのが唯一の売りで、ありとあらゆる差別と弱い者いじめをマスメディアで商品としていたし、キャラとしては少女漫画で主人公をいじめるお嬢様が漫画から抜け出して、漫画と違って歳をとるから、嫌な御嬢様が嫌な婆様になっていた。

 そういうキャラであるから、それが悪役になる少女漫画は避けて、曾野綾子は聖書の曲解、杉田水脈は特撮ものの曲解、ということなのだろう。聖書にとっても特撮物にとっても迷惑なことである。 

 

 要するに利用する者が悪い。

 曾野綾子の露骨な差別と冷酷で残忍な言動は、あの精神病歴と関係があると指摘していた文芸評論家がいるけれど、それで利用していた文藝春秋社や産経新聞社ら右派メディアは、喩えれば狂人に刃物を握らせて暴れさせているようなものだった。

 これと同じことで、あくまでも杉田水脈を国会議員にしたい自民党が悪いのだ。

 


 
 
 
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