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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月8日
  • 読了時間: 2分

 神道政治連盟が、選挙で夫婦別姓に反対する候補者を応援する。

 そのためのアンケートを自民党に対して実施したことも報じられた。戦前に逆戻りしたいとか現代に封建制度を敷きたいとか、そういう荒唐無稽で非現実的な願望を、どこまで本気なのか解からない、ただの悪ふざけとしか思えない態度で、しかし強引かつ暴力的に主張しているのが、こうした一部の宗教団体なのだ。


 そんな勢力と癒着している大学は、それが看板学部なものだから、卒業生に送付する院友会報には、ごく一部の卒業生なのに、そういう宗教で食っている連中ばかり出して、その人達にしてみれば普通のことだろうが、普通の一般人の感覚では狂信的極右のヤバい発言を掲載していた。

 そんなのばかり載せるなら送るなと通知したのにまだ送って来るから、穏便に言っても駄目ということで、だから抗議の書面に「バカ」と書き添えて送ったら、電話がきて「もう送りません」と言われた。


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 宇多田ヒカルが夫婦別姓の問題を歌詞に挿入して話題だ。

 これに対して、院友会報と同類項のネトウヨたちが、「ファンをやめた」とか「もう聴かない」とか言っていたけれど、どうせもともとファンじゃないだろうし、歌だって聴いてなかったはずだ。

 そんなことしても宇多田ヒカルにしてみれば痛くも痒くもないだろうし、傍で見ていても嘘だと簡単に判るから、工作になっていない。無駄なことをしている。

 

 宇多田ヒカルがテレビに初出演したときのこと。

 すでに歌が売れに売れて16歳にして億万長者だった宇多田ヒカルに、タモリが「もう一生働かなくていいんじゃない」と言ったら宇多田ヒカルは「それで早くも引退宣言~おっと爆弾発言」と冗談を言っていた。

 その後も歌は受け続けている。それなのに、夫婦別姓のことを歌詞に出したのは金を貰ってのことに決まっていると言っている奴らは、彼女のことを知らないのだ。そんな連中が「ファンをやめる」とか言っても、どうせ嘘に決まっていると直ぐに判る。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月7日
  • 読了時間: 3分

 小沢一郎の事務所がSNSのバツ(エックスとも言う)のアカウントで発信している。

 これは小沢一郎が書いて投稿しているのではないと言われている。だから「事務所」と表記している。彼は昔から健康状態に不安があって、SNSなんかマメにやる体力があるとは思えない。

 それに、小沢一郎当人だったら、言いそうにない、考えそうにない、という内容ばかりである。これは自分で書いてないからばかりとは言えない。自分の考えなどどうでもよく、政局のためご都合主義の内容になっている。ということは表向きの建前であって本音は別である。


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 例えば「報道の自由度」の件である。

 このいかがわしさは、ここで既に指摘したが、それとは別として、小沢一郎なら絶対に言わないことが事務所から投稿されているから虚偽と言わざるを得ない。

 小沢一郎の事務所は、日本の報道の自由度が低下しているのは自民党などの圧力が原因であるとされていることを捉えて自民党を批判しているが、小沢一郎は自民党にいたとき、自分の気に入らない報道をした朝日新聞に「アカ新聞」と罵りの言葉を吐きかけたことは有名である。


 ちなみに「アカ新聞」の本当の意味は英語では「イエローペーパー」のことである。

 つまりゴシップや下ネタが専門の新聞である。それを共産党の機関紙と混濁している人がいる。例えば中曾根康弘首相も自分が気に入らない報道に「アカ新聞」と言っていた。

 ただ、小沢一郎の場合、朝日新聞にオフレコ発言をすっぱ抜かれて「アカ新聞」と言ったのであり、その発言とは連立政権について相手構わずの野合だと批判されたさい「どの女と寝てもいいじゃないか」と下品な喩えをしたからで、しかも小沢一郎は配偶者とは政略結婚だったから、その不満から買春で憂さ晴らしていて週刊誌から「夜の連立」と揶揄されてもいたほどなので、それで新聞に下ネタを書かれたという意味で言った可能性がある。

 とにかく小沢一郎は自民党を非難していても、それは自分がやっていたことなのだ。

 

 最近の小沢一郎事務所の矛盾に満ちた酷い投稿は、野党共闘についてだ。

 なんとかの一つ憶えで、野党がバラバラでは自民党を利すると、まだ言っているが、立憲党の代表について自民党亜流の野田佳彦を小沢一郎が推したことに対して批判があり、これでは野党がまとまれなくて当たり前で、まず自分が反省しろと言われていた。

 そうなってしまっているのは、先の指摘のとおり小沢一郎事務所のアカウントは小沢一郎が自分で書いてないからだ。

 それに、ずっと昔から、自民党に立ち向かうため野党はまとまれと言っている人たちは、そのために野党が皆で一緒に自民党と同じ政策になって財界と米国を安心させるべきだと言ってきたのである。そもそも自民党の政治が悪いのは財界と米国に隷属しているからなのに。それを反自民を題目にして相変わらず継続させようという詐欺が「野党はまとまれ」であった。

 こんなことに、もう国民は騙されない。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月6日
  • 読了時間: 2分

 交通信号機の無い横断歩道では歩行者優先。

 なので、自動車は歩行者が渡ろうとしていたら停止する義務がある。横断歩道がある道路は、横断歩道ではない所で横断しては危険なので渡ってはいけない。それで、渡っていい所である横断歩道では歩行者優先で自動車は停止しなければならない。

 それなのに、歩行者が自動車に対してお先にどうぞとやったからと停止しなかったら、どうなるか。これは実際に、警官に見とがめられて違反金を払うはめになった運転手がいる。いくらその歩行者が譲っても他の歩行者がいたら危険だから。


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 それなのに、小学生に対して間違った指導をする教師がいる。

 自動車が止まってくれたので、お辞儀をして渡れと言う。これは問題になっていた。運転手の義務なのに善意であるかのように言うのは、子供に間違った認識を植え付けるものだからだ。信号機の無い横断歩道で歩行者が渡ろうとしていたら自動車が停止しないといけないのは、赤信号で停止するのと同じことである。赤信号で停止した自動車にお辞儀はしない。

 自動車と自動車なら、譲ってもらった方が会釈をする。これは自動車の教習所でも指導していることである。法規ではないがマナーとして当たり前だから。そういうのとは全然ちがう。


 子供にお辞儀をさせるのは危険という指摘もある。

 実際に運転手が危険を目撃したと言って新聞に投書して掲載された。他の自動車が来たことに、お辞儀をしていたので視線が逸れて気づくのが遅れた。来た自動車の運転手が気づいて停止したから良かったけれど、もしも小さい子供だから気づかなかったら。子供の方もお辞儀で気づかなくて、双方とも気づかないことが重なってしまったら。こうなると最悪の事態もあり得る。

 なにより子供の交通安全が第一のはずである。それなのに、法規の見地からしても変なことを礼儀と言って指導するなんて、とんでもないことだ。


 これは教師の無知と独りよがりが原因である。

 法律的にも道徳的にも存在して無いことを、ただの思いつきで、子供に礼儀と称して押し付けることで自分が立派な指導をしているという自己満足に浸るから変なことになるし、たいへんな危険に子供をさらすことになってしまうのだ。

 こういう無知と独りよがりに基づく発想で勝手な指導をする教師は昔からいっぱいいたけれど、それが今も相変わらずということだ。

 

 
 
 
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