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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月3日

 辺野古の船舶転覆死亡事故が国会でも取り上げられた。

 あからさまな政治利用を批判する声が上がっているから、それに応じたものである。たしかに、事故と学校の社会見学は関係がない。あれは明らかに修学旅行で学校がずさんすぎだったことが原因である。

 その事故で死亡した高校二年生の女子は、修学旅行で社会科見学するさい沖縄戦の悲惨な記録を気が重く感じたので、綺麗な海を見に行く方を選択したそうだ。そうしたら乗った船が転覆する事故に遭ってしまった。


 この船は抗議活動をしていた。

 そのため、乗った高校二年生は抗議活動に参加していたと新聞が誤報した。これをうけて自業自得だと嘲る者たちがいて、ところが誤報だと判ると一転して高校生は犠牲者だとし、船の所有者が共産党員であることから、共産党のせいだと騒ぎだした。

 その一つが『文春』による相変わらずの共産党攻撃である。船の関わる地元団体と共産党が密接であると言っているけれど、「民青」のように共産党の指導を受けていると公言する青二才の団体とは違うんだから、共産党の責任というのはこじつけだろう。

 

 しかし、そうなる一因は共産党の対応である。

 あの船は持ち主が急に呼び出され事情もよくわからなかったらしいが、落ち度はある。けれど、その人が共産党員だっただけの話だ。

 なのに田村委員長が謝罪なんてするから色々と言われる。まさか、旅行業者として未登録の船に未成年者を乗せろと共産党が指示したのだろうか。

 この他にも、最近の共産党はおかしなことばっかりやってる。


 辺野古に行って抗議活動の船に乗ったことがある。

 このことは、既に雑誌の記事に書いた。読んでくれた人たちもいる。このblogの連携しているホームページには、その写真を掲載したサイトにリンクがあるので、見たことない人は、このサイト上部の「ホーム」をクリックして訪問して欲しい。

 ここで抗議活動する者や、その取材をする者は、完全に自己責任である。そうでない者は乗船するべきではない。特に修学旅行のように連れて行かれるなら、安全配慮義務がある登録業者でなければならない。どうやら、その認識を船の側が欠いていたらしいと言われるが、営業とは違うので料金はとってないし、他でも、海やサンゴを見るため船に乗せて、お金は渡すけれど営業の代金というより感謝のチップを渡すという感じでやっているものだ。


 それに、穏やかな凪の海から突然に強風で荒波が起き時化ることは普通にある。

 かつて自分が乗船した時も、それで海保の者たちがこちらに向けて拡声器で、風が強くなってきたから自分らは撤収するので皆も引き上げるべきだと言った。

 その時の様子が、この写真である。

 


 つまり、もともと小船で海の沖に出るのは危険性が大きいのだ。

 それを解っていない訳ないのに、抗議活動または取材など自己責任の人達とは違う観光客それも未成年者の高校生を修学旅行で乗せてしまった船の主は、何を考えていたのだろうか。頼まれても拒否するはずだろう。しかも引率の教師が同行してなかったというのだから、そんないい加減な学校では何かあった場合に巻き添えで大迷惑すると警戒するはずだ。

 おそらく、何かの事情でうっかりしていて、そこで政治利用されることまで考えてなかったのかもしれない。沖縄知事選挙も控えているというのに。


 そういうことだから、この事故は平和教育とは関係ない。

 これを勿怪の幸いと政治的に利用する人達がいるだけのことで、あくまで高校と船主と地元団体が非常識いい加減だったのだ。

 そんなことのせいで死亡した高校生と遺族がなにより気の毒であり、また環境保護や反基地の運動をしている者たちも大迷惑である。

 
 
 

 NHKの記者が、取材に行かなかったのは政府の指示ではないと言った。

 これはロシアの報道官が記者会見している場でのことだ。無人機が学生寮を攻撃して、二十歳と十代の前途ある若者たち―そこには女性が多かった­―が犠牲になった事件に、二十ケ国から五十人の記者が現地へ取材に赴いたが、日本の記者は地元に十数人いたというのに誰も行かなかった。全員が取材に行かないのだから、日本の政府から禁じられたのだ、とロシアのザハロワ報道官は言った。

 これに対してNHKの記者が、政府から指示は無かったと言ったのだ。



 では、どうして行かなかったのか。

 ここで日本人なら、政府から指示や圧力が無かったとしたら、記者たちは「忖度」したと考えるだろう。過日、外国語に訳しにくい言葉だと話題になったけれど、ロシア語で忖度に相当する言葉があるかと調べてみたけれど見当たらなかった。

 ところが、その会見に来ていたNHKの記者は、自ら行かないと決めたと言った。なぜかというと「あまり時間が無かった」から。

 こんな深刻で世界が騒いでいる事件を、記者が「時間が無い」と取材しないなんて、あり得ない。

 だから同報道官はNHKの記者に対し。「周囲を見なさい。居合わせた他の国々の記者たちがみんな笑っているじゃないか」と言った。


 また、同報道官は、こうも指摘していた。

 なにか事情があって行けなかった記者が一人くらい居たならともかく、日本の記者たち十数人が全員である。交通手段はあったし、日帰りの取材だった。あまり時間が無かったなんてあり得ない話だ。それでもNHKの記者が執拗に「禁じられたのではない」と言って政府を庇うから「プロパガンダは自分の国に帰ってからやって下さい」と同報道官から言われてしまう。



 さらに、用意する物は筆記用具と録音・録画の機材だけでいい。快適な旅行のためトランク二つ用意するというのなら観光旅行だ、と指摘される始末。


 「ジャーナリストではなくツーリストだ」

 ザハロワ報道官は喝破した、日本の記者たちは外国に行って取材もしないのだから、そう言われてしまっても当然のことだ。

 これでは、新聞なら買わないということになるが、特に問題なのはNHKである。あんな記者の給料も、そんな奴が外国に行き滞在する経費も、受信料から出ている。日本国民は高い受信料を強制的に払わされているが、その金を使ってNHKの職員たちがやっているのは報道ではなく観光である。


 もともとNHKは、職員の給与が異常に高い。

 そのうえ支局への異動などで歓迎会や送別会を開催してNHKの費用で贅沢な飲食三昧していることは昔から問題だった。だがNHKの職員たちは自分たちが特権階級だと信じ込んでいるので改まらない。

 この実態をロシアの報道官が𠮟り飛ばしてくれて、日本人が喝采しているのである。これが外国メディアでも報じられたのだ。そんなNHKのせいで日本国民は世界的に恥をかいたのだ。

 
 
 

更新日:5月29日

 酒乱でDVの読売ジャイアンツ監督の騒動。

 こんな退任は球団が始まってから初めてのことだそうだが、もともとこの阿部慎之助監督は家庭内暴力や不倫などで困った人だったから、それなのによく監督にしたものだと不可解がられている。

 しかも、内容からしていかにも読売ジャイアンツの側で強いて被害者に書かせたとしか思えない免罪の手紙を記者会見で読んだから、体面を取り繕うのに必死なのが良く解る。



 ところが阿部慎之助監督を擁護する人たちがいる。

 そして、暴力行為の被害者である実娘を責めたり、その相談を受けて警察に通報した児童相談所を攻撃するから、これでは今後に被害者が相談を躊躇うことにつながると危惧されている。

 このような暴力行為を不問にしているファンの人達は、自分の楽しみのことしか考えてないないということだ。サッカーでも似たようなことがあった。

 つまり、日本語のプロスポーツ興業は、闘犬や闘鶏と同じで、野球やサッカーの選手は土佐犬や軍鶏(シャモ)と同じに看做されていて、人間のやることすなわちスポーツマンではないということだ。


 また、娘をバカだと言う人達がいる。

 このことにより父親が失脚したから、もういい暮らし出来なくなっちゃって損したと言う人いっぱいいる。けれど、 いくら収入があっても、父親が何度も不倫して、酔って恫喝と暴力をふるってくるような家庭が、いい暮らしなのだろうか。

 こういう価値観は、なにもスポーツを含めた芸能人についてだけのことではない。だから言う人たちがいるのだ。


 医者に雇われた弁護士も、よく裁判で言う。

 とうてい医師にあるまじきことをしでかし悲惨な被害者が出ているのに「このことが表沙汰になって医師としての評判が落ちて収入が減ったら、医師の家族は贅沢できなくなるのだから、追及するなんてとんでもない」と。

 もちろん、次の被害者が出ることに繋がるから、こちらのほうが余程とんでもないことだけれど、ここで家族を持ち出すのはなぜかというと、金で家族をつなぎとめてるだけの男だからだ。

 そして、そんな医師に雇われている弁護士も同類項だから、それを言うのだ。それが正しいと信じ込んでいるのだ。「功成り名遂げ」た人達やセレブを志向したり気取っていたりの人達には、この傾向がある。


 
 
 
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