- 井上靜

- 2022年12月30日
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メディアに垂れ流される公式見解を鵜呑みにする人たちがいる。
それ以外は陰謀論だと言う。だから、ワクチンだって効くに決まっているとし、接種して気分が悪くなったけど、それでも自分は陰謀論者じゃないから、これで良いに決まっている。きっと効果があると信じているのだと言う。
それでいて岸田内閣を批判しているのだから辻褄が合わない。
巡航ミサイルで国は守れない、人命は守れない、むしろ危険になる、などと言いながら、コロナウイルスのワクチンは効くと思っている人たち。
こんな人たちを見ていると、軍事は疑ってかかるのに医薬は盲信するという不可解な態度である。どちらも大企業のやることで、だからマスメディアにも影響力大だし、戦争と医学は昔から密接な関係にある。

自分で気分が悪くなっても薬は良かったと信じる人の心理構造はどうなのか。
そうすることで、自分は公式な医学を信奉しているのだから知的なのだと思っているのだろう。まして、自分では幸い被害に遭ってないとか、家族が被害に遭っても大した被害ではないと信じて被害を認識していない人なら、もっと傲慢な態度をとる。
これは統一協会などカルトを追及している人たちにも共通している。壺も薬も有益だと思い込むのでは同じことなのだが、それが解らず、壺を信じないで薬を信じるから自分は科学的で知的だと勘違いする。結局、カルトに騙される人たちと同じ水準である。
結局、前から指摘されてきたとおりだ。
陰謀論を批判するのもカルトを批判するのもサブカルチャーに過ぎない。だから、程度の低い人でも理解できて知的だと錯覚し、だからウケるという構造である。
おそらく、軍拡もカルトも批判が無理なので無くせないだろう。



