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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年4月7日
  • 読了時間: 2分

 山下達郎の一連の発言はさらに批判を招いている。

 もとはジャニーズ事務所の、所属アイドルに対する性暴力の問題だった。山下達郎は商売の取引があるので無関心を装うならともかく擁護する発言をしていた。その態度が批判されると、文句があるなら自分の音楽を聴いてもらわなくて結構だと居直っていた。

 さらに「解って頂こうとも思いません」と、陰気で卑屈な談話を発した。



 それにしてはプロモーションやタイアップには熱心である。

 なんで解ってもらう気が無いのに他人への訴求は熱心なのか。言行不一致だという批判をする人もいる。

 でも、これは販売促進であるから、共感を求めているのとは違う。山下達郎がプロモーションやタイアップに熱心なのは売るためであり、このためジャニーズ事務所のことも擁護する。人権より金儲けが大事というのは褒められたものではないが、そんな態度の人は珍しくない。しかし山下達郎は露骨である。


 それなら山下達郎の作る音楽は創作物とは違うということになる。

 これは、すぎやまこういち及び弟子の筒美京平と同じだ。商品としての営業してこその物。だから創作物のように共感される必要は無いし、それ相当の販売をしないと売れない。売れなくても価値のある創作物はいくらでもあるが、創作物でないからには商品だけで存在しても意味がない。

 だから山下達郎は、解ってもらおうと思わないけれど売れるようにはしたいという意味で、一見は言行不一致と思える一連の発言をしたのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月24日
  • 読了時間: 2分

 『おむすび』の視聴率が低い。

 これでは、同じ時間帯の連続テレビドラマとして最低記録となるのが確実だと指摘されていた。最初から次第に視聴率が低落している形なのだそうだ。

 ということは、人気の橋本環奈が主演なので話題になったものの、話の展開が良くないので見なくなってしまった人たちが多い、ということである。



 連続テレビドラマの最初に視聴率が高いのは製作者の功績と言われる。

 なぜなら、最初に視聴率が高いのは話題づくりに成功したということであり、話題になるネタやスターといった企画を実現したのは製作者であるからだ。

 しかし、話が面白くないと、最初に見ていた人達も次第に見なくなってしまう。逆に話が面白いと、見続ける人が多いから視聴率が下がらないうえ途中から見始める人達も出るから視聴率は上がる。話を作っているのは脚本家である。

 だから、連続テレビドラマの後の方で視聴率が高いと脚本家の功績だと言われる。


 山田太一や野島伸司が名脚本家と言われるようになったのは、連続テレビドラマで視聴率が尻上がりになったからだ。

 それまでは、人気ドラマの脚本家はいたけれど、やはり偉そうにしているのは製作者など仕切る立場の人だった。しかし視聴率を稼ぐということで職人としての脚本家が次第に評価されるようになったのだ。


 つまり『おむすび』の視聴率低落は脚本家の手腕が原因ということができる。 


 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年3月23日

 歌手・俳優いしだあゆみ死去で思い出した。

 『ブルーライトヨコハマ』という歌が大ヒットして彼女は有名になったが、これは曲を付けた筒美京平にとっても出世作となった。それで受賞式に来ていしだあゆみを祝福していた。この様子はテレビに映っていた。

 それを忘れて、筒美京平とは集団ペンネームだと勘違いして言う人がいた。その後、筒美京平はマスメディアに姿を曝すことをしなくなり、様々な歌手たちの歌に曲をつけた名義は頻繫にマスメディアに登場していたからだ。



 三枝成彰はマスメディアに出てばかりいた。

 タレントみたいにテレビに出ていたのは出演料を貰えたからで、雇っている事務員の給料のためだと言っていた。また、この当時三枝成彰が週刊誌から、様々な芸能人の女性と浮名を流していると騒ぎ立てられていた。

 その中で、いしだあゆみだけは実際に交際していたと言っていた。他は付き合ってなどおらず、個人的に会ったこともない女性の名まで誌面に出ていた。

 後で知ったが、芸能マスコミにいしだあゆみのファンがいて、その人が嫉妬して嫌がらせするつもりで流したのだった。そんなまさかの動機だったので、三枝成彰としては想像を絶することで、どうしようもなかった。そして、いしだあゆみに不信感を持たれて仲が壊れてしまったから悔しかったと言う。


 そのさい三枝成彰は騒ぎ立てられも毅然とした態度だった。

 なぜなら、本当でも嘘でも、付き合っていると言われて恥ずかしがったり怒ったりしたら、そんな女性だと思っているという意味になってしまうから、そんな失礼なことはできないということで、本当は不愉快だったけれど堪えていたと言う。

 だから、週刊誌に騒がれて怒っている人たちは、やましいから毅然としていられないのだろうとも言っていた。例えばビートたけし。週刊誌に文句を言いに行って喧嘩になって暴力行為などで逮捕され有罪判決を受けたが、これは法的に正式な配偶者と険悪になって他の女性と親密交際していたことを週刊誌に追及されたからだった。


 あと三枝成彰がいしだあゆみとのことで言っていたのが面白かった。

 芸能記者たちに取り囲まれると彼は言った。付き合っていることで何が訊きたいのか。要するに、結婚するつもりなのか、肉体関係があったのか、ということだろうけれど、十代のアイドルとかならともかく二人とも離婚経験者なのに今更そんなこと訊いても意味がないでう、という趣旨だった。

 なるほど、その通りだと思ったものだった。 


 

 
 
 
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