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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月28日
  • 読了時間: 2分

 ネトウヨは自衛隊に入ろう。

 ♪男の中の男はみんな自衛隊に入って花と散る。という歌のように皮肉で言うならともかく、真面目な話になると自衛隊はネトウヨなんて要らない。ヘイトスピーチなんてしている暇があったら、今、自衛隊は隊員が集まらなくて困っているのだから、自衛隊に入って国に尽くすべきではないかと言っている人がいるけれど、勘違いも甚だしい。

 もちろん、ネットで愛国ゴッコしている連中なんて使い物にならないだろう。



 自衛隊には入隊に年齢の制限がある。

 前に自衛官に訊いたら27歳までと言っていたが、緩和されたとしても、ネトウヨはもっと歳を食っているし、けっこう高齢者が多いことは知られている。定年退職して暇が出来て、今まで無関心だった政治の話を床屋政談や赤提灯談義の感覚でニワカにやろうとしたらネトウヨが最も楽である。それで当然に程度が極めて低い。

 また、自衛隊では、暇な時はジョギングをさせられ、チョンボしたら腕立て伏せである。

 つまり高齢者やパソコンやスマホばっかりの人では無理だ。


 健康の問題もある。

 いくら自衛隊で隊員が集まらなく困っていても、健康に難がある人は困るから、当人が大丈夫だと言っても入れない。これが、この程度の病気や怪我やアレルギーなど体質の問題なら、十分に仕事はできると思っても、心配があれば採用しない。

 これは外国でも、軍隊に入りたくて身体を鍛えていたから体力には自信があったのに、健康診断で弾かれる、なんてことは、よくある。

 だから隊員が足りないからと、健康診断を甘くするわけにはいかないのだ。


 なにより自衛隊は国の大きな組織である。

 だから上意下達で唯々諾々の人を欲しがる。他の役所と同じだ。だから左翼はもちろん右翼も自衛隊はお断りである。反抗されても困るし、純粋に愛国的な使命感も駄目である。そんなのはしょせん独り善がりだから迷惑なのだ。

 つまり求められている真面目さの意味が違うのだ。


 
 
 

 暑いので、まず冷房の設定温度について語ろう。

 かつて、冷房は28℃で我慢しろという広報がされていた。これが最初に言われたのは結構古くて、70年代のことだった。今もガザで大変なことになっているが、あのころ中東戦争の影響による石油危機がきっかけで節電が呼びかけられ、今と違ってエアコンがインバータ―になる前は、すぐブレーカーが落ちるほど電気の大食いだったから。


 冷房が電気の大食いだった当時。

 例えばノスタルジーアニメの人気作品『ちびまる子ちゃん』は70年代の設定だが、主人公の爺ちゃんが、クイズ番組に出て賞金を獲得する話があり、このクイズ番組とは当時ほんとうに人気だった番組で、先日亡くなった司会者の押坂忍が仕切っていた。その再現場面に押坂忍が声の出演をして話題づくりしていた。

 そして、当時はエアコンではなく冷房だけのクーラーで、これがちょっと贅沢な家電だったので、獲得した賞金で購入したのはいいが、消費電力が多く直ぐブレーカーが落ちてしまい、なら設定の電圧を変えるかというとそうではなく、もともと主人公の父親はケチなキャラだから、暑いのを我慢すればいいとエアコンを取り外し他人に譲ってしまう。

 お爺ちゃんも孫もガッカリだった。



 あの当時は、まだ我慢できる暑さだった。

 それが気候の変動で世界的にひどいことになっている。その違いはあるが、あの昭和の時代は精神論でなんとかなると言ってもいた。これで死者も出ていた。

 今でも、日本各地で、小学生や中学生・高校生が、友達が熱中症っぽくなっていたので、下校中にコンビニで飲み水を買ったら、買い食いは校則違反だと教師に怒られた、という話を聴く。

 大昔、安息日に空腹で収穫物を取った信徒を、労働したから戒律違反ではないかとパリサイ人に指摘されたイエスは「人間のために安息日があり、安息日のために人間がいるのではない。人が安息日の主だ」と退けた。

 しかし、日本の学校の教師には通用しない。


 もちろん、教師が洗脳や呪縛をされていることもあるだろう。

 上から指示されたことに従わないと処罰されるから。生徒児童に体罰やセクハラをしてもお咎め無しだが、君が代で起立しないと一発でアウトだから当たり前である。憲法では教育は国民の権利と規定されているのに、文科省は勝手に、義務教育の教科書は国の期待に沿う人材育成のために配布しているのだから、それに応えなさいという違憲な説教を添付していることは周知のとおり。

 そこへもって、昭和の部活が今も影響しているのだろう。暑くても喉が乾いても水を飲むな、根性で何とかなると信じている。

 つまり日本は、パリサイ人の法学者どころか、ローマ帝国である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月21日
  • 読了時間: 2分

 病気で入院した知人が食事のキウイに辟易していた。

 これが週に三回は出て来るから、もともとは嫌いではなかったけれど飽き飽きで嫌になってしまったということだ。キウイはビタミンが摂れてカリウムの摂りすぎの心配が少ないから、栄養士は病院食にすぐキウイを付け加える。

 その病院でも、そういうことなのだろう。


 ちなみに芸能の話題。

 先日、川上麻衣子が、亡き親友の誕生日だからと可愛かずみ追悼の話をしていた。そのデビュー作で「わあ、キウイだ」と喜ぶ場目があり、この80年代の始めには、まだ珍しくて憧れの果物だった。



 閑話休題。

 彼の退院は全快ではなく入院の必要性が絶対的ではないからで、帰宅してから不安を抱えているそうだ。そのような場合は、病院などの有床診療所ではなく療養施設に入ってそこから患者が通院または医師が往診ということになるのだけど、入院と違って健康保険が使えないという問題がある。

 そして、よく子供や嫁が介護で忙殺されたりする。


 昔は入院食がもっと豪華だった。

 それが90年代後半の保険制度改悪から病院の食事にしわ寄せとなり、ケチケチした献立になってしまったのだ。

 だから、キウイやパイナップルにはタンパク質分解酵素があるから消化を助けるために付いているので、昔は入院食でもステーキに添える形で出たものだった。それがショボいオカズにポツンと付くようになってしまい、これでは飽きて当然だ。

 また、昔は身の回りのことが困難なら退院の延期もしてもらえた。


 健康保険は値上がりばかり、内容は貧弱になる一方なのだ。

 
 
 
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