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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月24日
  • 読了時間: 2分

 選挙を前にした小池百合子都知事のアラビア語が話題だ。

 それは、アラビア語を知っている人が聴くと酷いもので、発音も文法も滅茶苦茶だという。まるで安倍晋三がカタカタで読んだ英語と同じ水準とのこと。

 これでカイロ大学卒なんて偽装だと言われても仕方ない。


 問題は学歴や語学ではない。

 選挙で虚飾するため嘘を言ったことと、それを偽装するためにエジプトに大金を渡し、それが都の予算であった、ということである。

 それを勘違いしてはならない。


 かつて岡本太郎画伯はフランス語をペラペラ話していた。

 それはソルボンヌ大学で学んだからで、熱心で成績が良かったということだ。都知事のアラビア語とは大違い。日本では劣等生だったと言われるが、これは成績が悪いのではなく不登校で成績が付けられず順位が最低だったからだ。

 なんで彼が不登校になったのかというと、教師の暴力が原因だったそうだ。それでも親は学校に行けと言って、彼は拒絶した。我慢するものだと思っている人がいるけれど、その「常識」の方が間違っている。



 同級生がOVAを色々と持っていて幾つか見せられたことがある。

 そのうち85年のSFアニメ映画『メガゾーン23』では、AIで作られたアイドル歌手が出てきて、大人気であると同時に世論操作にも利用されている、というのが面白かった。しかし買って持っている当人は、こういう所にまるで興味が無かった。

 この技術が実用化して、やはり架空のアイドルが作られているが、これの小池百合子都知事があって、悪夢としか言いようがない。やるならアラビア語を話させれば良かったのに。

 
 
 

 過日、マッチングアプリを東京都が作るという話題を取り上げた。

 大義名分としては少子化対策で、収入とか真正であるようにするらしいが、結婚相手が見つけにくいから少子化になっているのではなく、生活苦が原因であるのだから、真面目な対策とは言い難い。

 例えば、結婚したり子供が産まれたりしたら、それに相応しい安価で充実した住宅があるようにすることこそ本当の政策だ。それなのに東京都では公営住宅の建設が無くなっている。大企業のために地上げする公共事業をやって担当者が天下りということならやっているのに。

 そういう問題だった。



 出会い系サイトがマッチングアプリになった。

 これはスマートフォンの普及によるものだろうが、内容的には変わらない。しかも進歩してない。検索していくつか見たら二十年前と同じなので笑ってしまった。

 それで登録無料という所に幾つか登録したところ、早速、女性たちからアプローチが何件も来た。そして返信すると、気に入られたような反応があり、そこで、もっと続けるなら正規の入会が必要だとクレジットカードの登録に誘導する。

 これでは笑って当然だ。


 こんなこと、広告だけで運営して後は利用者次第のサイトでは有り得ない。

 そういうのは、せっせとアピールして、それが上手くいけば、やっと、それも時々、反応が来るものだ。難しくて苦労するからこそ真面目と言える。

 それとは違って有料だから待っている女性が大勢いると謳っていても、それが本当か確かめようがないし、さっき試してみて笑ったのは、ろくにアピールしておらず、写真も載せてないし、自己紹介もテキトーで、これではどんな男性なのかサッパリ判らないから、女性からの反応なんてあるわけないのに、登録した途端に女性から複数の反応が来た。それでいて、当会にヤラセやサクラは一切ありませんと空々しいにも程がある。


 笑いながら直ちに退会して登録抹消した。

 これは簡単だが、クレジットカードを登録してしまったら、変だと気付いても登録抹消に応じてもらえなければ引き落としが続いてしまう。もともと、クレジットカードの登録はよほど信用できる相手でないと危ないのだから、如何わしいサイトに登録するなんてバカである。

 ところが、真面目にプロフィールを載せたら反応があったので有頂天になってしまい、うっかりクレジットカードと言われて従ってしまうのだろう。あと、昔と違うのは身元の証明にマイナンバーカードも加わったことだけれど、利用者が乏しく無能な政府が強制しているのは不便なうえ危険性があるからなのに、それを怪しいサイトに登録するとは愚の骨頂である。


 と、いうことをで、マッチングアプリでもマイナンバーカードでも、小道具が変わったところで人のすることは対して進歩してないということだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月19日
  • 読了時間: 2分

 八十歳台半ばの人がインターネットについて新聞に投書していた。

 これが掲載されると話題になった。この人は思い立って一度にFacebookとTwitterとlineを始めたところ、疎遠や音信不通になっていた知人たちから反応があったから喜んでいた。

 もちろん怖いと思うこともあるが、それでも良い利用をすることで前向きになろう、と提案している。





 良くないのは面倒なことになる場合。

 これは自分もだが、例えば同級生なんて大体が、疎遠なったのではなく絶交したいから連絡を断っているのに、こちらの気持ちを知らずに接触してくる人たちがいて、その度にブロックするけど、その手間より思い出すと気分が悪いから困るのだ。

 それゆえ新しい友達は欲しい。


 淋しいこともある。

 特に姉を無くしてからは。姉というのは血縁関係ではなく、法律上の関係でもなく、義姉弟の盃を交わした仲である。最初、彼女の夫は不倫を疑っていたが本当に弟分だと判り「まあ、世話好きだったから」と。

 そして電話で元気に話した十日後に心臓発作を起こした。年齢的に早すぎるが、実は、元々、元気な一方で不安を抱えてはいた。それを夫に話せば心配させてしまうから話しておらず、弟分には打ち明けていたのだった。友達に言うことではないし、本当の家族にも言えないから、本当ではない家族の弟分にだけ話していたのだ。

 つまり、こちらは一方的に世話になっていたけれど、その代わり家族に話せないことを聴いていたのだった。

 これと同じようなことを、ネット上で、会ったことも無い人を相手にしている人もいる。


 インターネットで、昔の交流が復活する人もいれば、新しい交流を求める人もいる。

 これは人それぞれ、ということになるのだろうか。

 
 
 
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