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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年3月16日

 知人がSNSで発信していた。

 あることで、老害に直面したということだった。その高齢の男性は、自分が興味なければ聞き流していればいいのに、断ると言うために、わざわざ訪問して来て、自分の若いころには無かった、という話をする。そんなことをされても迷惑だし気分が悪かったそうだ。

 これと似た体験を昨年にしていた。


 市民運動をしている高齢の男性のことだった。

 もともと、その奥さんは評判が良いけれど、旦那は感じ悪いと言われているのを聞いていた。どうして夫婦でこんなに違うのか不思議がられている。

 そしたら、地元の自治体に要望をしたいことがあるので地元の人たちに呼びかけていると手紙で伝えたところ、興味が無いとか賛同しないとなら聞き流して欲しいと言っていたのに、わざわざ断りに来て手紙を突き返した。そんなことをしたのは、この一人だけだった。



 しかも慇懃無礼であった。

 前に別のことで奥さんから、うちに電話がかかってきて話したことがあった。地元での署名集めに強力したことに対して丁寧に礼を言われて恐縮したほどだった。

 だから、前に話した者だと手紙の冒頭で告げたのだが、そんなこと知らないと言う。奥さんから連絡があったという話だから、奥さんに聞けば憶えていることもあるだろう。そうせずに、あんたなんか知らないと言い、また要望の件には関心が無いから賛同しないと言った。そのうえで、まあ頑張ってくださいとか、ご健闘をお祈りしますとか、心にもない言葉とともに、歳で足が悪くなって来るのが遅れてしまったという、お詫びのようでいて実はアンタのせいで歩いて大変と遠まわしに嫌味を付け加えたのだった。


 この件は他にも話した人たちがいるけれど、興味がない人からは返事が無いだけだった。 

 なんで、こんなことをするのだろうか。そう思っていたら、それは年寄り特有のことだと知人が発信していたのだった。なるほど。そして知人は、そうならないように気を付けると自戒していた。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月3日
  • 読了時間: 2分

 事情あって冷蔵庫を大型のものに買い換えた。

 すると、通常の使用で扉が破損した。保証期間内だから出張修理となった。ところが、破損した部品を取替えて直しはしたものの、蝶番の覆いを外すさい手間取って、ドライバーを梃子にして強引にこじ開けるようにしたから、冷蔵庫の本体に傷がいくつもついてしまった。表面的な傷ではないから、錆の原因になる。洗濯機ほどではないが、同じ「白物家電」として危惧されるし、食料品を保管するのだから清潔感も大切である。第一、見た感じが悪い。

 それに、まだ新しいうちに転居その他の事情で買い替えるからリサイクルショップに売る場合、査定に影響する。つまり資産価値が低下した。



 これをメーカーに告げて傷ついた部分の写真をメール添付で送った。

 すると確認と対処について手間取ったりしたあと結局は別の冷蔵庫と取り替えると言う。傷が原因で機能は問題ないのだが仕方ない。

 こうなったのも、雇った人の作業が悪かったからだ。真面目な人だったので直しはしたが、乱暴なやり方で商品に傷をつけてしまうのだから、これではプロの仕事とは言えない。

 おかげで、購入者はよけいな手間がかかったが、販売業者は商品そのものと運送などの費用で大損である。しかし、メーカーとしては気になるところだったようだ。


 そのメーカーは家電の専門ではなかった。

 いわゆる「ジェネリック家電」に力を入れているメーカーであった。だから、商品そのものは頑張っている。ただでさえ専門メーカーには劣ると言われているから。しかし、こういうサービスマンと言われる人の作業で差がつく。家電専門メーカーのサービスマンだったら、直すのに夢中なあまり製品に傷をつけて気がつかずにいるなんてことは無いと言って良いだろう。それをメーカーとしても充分に承知しているから、今回のような対応になったのだろう。

 こんなことがあったので、まあ一つ勉強になったとはまではいかないが物知りになれた。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年2月23日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年3月16日

 学校で教師に呼び出される。

 というと不祥事のようだが、そうではなく教師が顧問をしている部活に入れと勧誘されたことが、高校のころにあった。

 このとき同じ姓の人が同じ組にいて、そいつが間違えて呼び出され、同じ組に同じ姓の男子がいないかと問われ、いると答えたら呼んでくれと頼まれたらしい。それで迷惑そうに伝言をされたのだった。そういう事情もあったから出向いた。

 

 その教師が顧問をしている音楽部に入れと言われた。

 なぜなら、聞くところによると部活をやってないそうだから、とのこと。確かに、その当時ある運動部を同級生たちと険悪になって退部していた。先輩は親切だったのだが、同級生たちには嫌な奴が多かったのだ。

 ただ、そういう生徒はいくらでもいた。その部でも喧嘩のため大量の退部者が出ていた。それなのになんで自分をわざわざ呼び出して勧誘するのか。それは音楽の成績が、その教師が担当している全校生徒の中でダントツで優秀だったからだ。もちろん普通科だったからで、これが音楽科とか音大付属とかだったら大したことない。

 

 この部には入学当初に気になっていた女子がいた。

 その時だったら入部したかもしれない。しかし既に他の女子に目移りしていた。だから断った。しょせん高校の部活なんてその程度のことである。

 その教師の水準から魅力が感じられなかったこともあった。このことは彼が卒業している音楽大学の名前を出せば納得する人が多いはずだ。この人の受験指導では東京藝術大学音楽学部には絶対に合格しないと保証を付けてもいい。

 



 別の運動部に同級生が入っていた。

 この生徒は、やはり顧問の教師から熱心に奨めらたというより強引に入部させられた。大学進学は絶対に推薦入学させると保証されてのことだった。

 しかし三年後、推薦入学を断った。大学に行ってまでやりたいと思わないし、そこまでの資質というか才能というかが自分には無いと判断したそうだ。こうして推薦入学を断ったため彼は二浪もする羽目になった。森もと首相のようにスポーツ推薦入学してサッサと退部してしまうような調子の良さが、その同級生には無かったのだ。

 

 あと、自分と険悪になった連中は、その後に大体が退部していた。

 それくらい雰囲気が悪かった。これは学年主任の教師も問題だったと言っていた。そいつらが出ていくまで様子を見ていてもよかったかもしれない。結論は急がない方がいい場合もある。

 この話に、高校に入ったばかりの女子が「なるほど」と言って感謝してくれた。彼女も部活の同級生たちに思うところがあったということだ。

 

 ということで、来年度に向けて参考になればということで述べた。

 

 
 
 
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