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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年8月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年8月21日

 最近、ブラウザ中に表示される広告が女性むけばかりだ。

 それで気づいた。そもそもグーグルが成功した手口だが、広告をなるべく興味がありそうな人が見るように、検索するなどした物事と関連する商品の広告になるようにしているというわけだ。

 つまり、広告が女性むけの商品ばかりになる検索をしたのだった。


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 どんな広告かというと、女性の美容に関係するものである。

 女性の髪形について記述するさい、表現が適切か確認するため調べた。そうしたら、女性の美容について検索したと見做され、それと関連する広告が表示されるようになったのだ。

 まったく滑稽だが、こうすると商品を求めていそうな人にその広告を見せられる確率が高まり、ただ羅列するように表示されているのとは大違いの効果があるらしい。

 そんなことが、グーグルはなぜ成功したかというような本で読んだ。


 ではなんで女性の髪形を調べたのか。

 それは前に小説を紙製雑誌から小説サイトに転載するさい、女性の髪形が出て来るので適切な表現なのか確認して色々と検索したのだ。これはインターネットの便利さの最たるものだろう。

 前に人気漫画家が、女性の着ている物が解らないとインタビューで言っていたのを本で読んだことがある。それでも、絵を描くことならできる。言葉で説明する場合、不適切な表現だと別のものになるなど困ったことになってしまう。


 その転載した小説は、ここで前に話題に出したものだ。

 これを読んでもらえれば、髪形について出て来るから、それで調べたことが解かる。この程度でも、すかさず広告の為の情報とされるのだ。


この小説用サイトに転載。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年5月28日
  • 読了時間: 2分

 友達が、小説を書いてはサイトに掲載することで発表している。

 しかし、そのサイトはblogのものなので、限界がある。読みやすいとは到底いえない。これについて、前に文学は縦書きという話題を取り上げたが、あと文学的な表記について問題がある。

 それで、小説投稿のサイトに掲載することを提案した。


 小説を発表するサイトがいくつかある。

 そのうち、これは便利というものである。特に作業のしやすさと、ルビといわれる振り仮名を付ける小さな文字やひらがなの中で他と混ざっている語句を明確にしたり強調したりする傍点が可能ということが有益である。特に小説の場合、振り仮名や傍点は重要であるからだ。

 そのうえ、横書きを縦書きに変換することも容易である。


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 それで、手本にというか前に予告していたとおり自作を一つ掲載してみた。

 かつて紙製冊子の同人誌に発表した小説で、当時はデーターとして保存してなかったから、それをデーター化するのに手間がかかってしまった。

 このサイト掲載中にも記述しているが、縦書きが前提なので、できるだけ縦書きPDFでダウンロードして読んで欲しい。

 これにまつわる事情についても投稿の前書き後書きで述べている。


 小説の作法と投稿について参考にしてもらいたい。

 また、要望があれば更に投稿しようと思っている。

 サイトはこちら。https://ncode.syosetu.com/n1596jb/

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年4月12日
  • 読了時間: 2分

 かつて文芸同人誌に参加していたさい、ワープロで横書きする人がいた。

 しかし縦書きでないと文学らしくないとか議論になった。このことを思い出したのは、縦書き投稿サイトというのがあるからだ。

 これが何種類かあって、やはり小説や詩など文芸の投稿をするところである。


 目の動きから横書きの方が読みやすい。

 このため、事務的文書だと読みやすい。だから公的な文書では横書きに統一された。これは比較的最近のことで、90年代の末までは裁判所に出す書面などが縦書きだった。

 また、数字や横書きの外国語(横文字)を挿入するのにも便利だ。


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 書道のように美術的な文字は縦書きでないと困る。

 なにより、日本語でつなげて書くことは縦書きになっている。英語の筆記体を縦書きしろと言っても無理であるのと同じで、日本語は縦書きでないとつながらない。

 そういうことではないのに、文芸は縦書きでないと、どうしても「らしく」ない。


 先の数字にしても、縦書きでは漢字にする。

 しかし数字を縦書きするさい「百」とは書かず「一〇〇」と書く。この場合、ワープロでも「〇」はアラビア数字ではなく漢字に分類されている。横書きの「100」とするのは、そうするしかない場合だけであり、そんなことは滅多にない。

 そうした作法が縦書きにあり、これを文芸の場合はもちろん、ノンフィクションなどの場合でも縦書きの書籍なら使用している。理科系の本では数式が入ることもあって日本語を横書きにしているが、なぜか「。」ではなく「.」で締めくくり、それをSNSでもやって「俺様は理系だぞ」と不可解なアピールをしている人たちがいる。


 とにかく文芸ということは文書の芸術である。

 だから小説や詩は縦書きでないと、小説らしくないし、詩らしくない。ところが横書きで平気な人もいる。読めればいいと思っているなら、書く人の勝手である。

 しかし、今度、自分で載せるとしたら、縦書きサイトにするつもりで、比較検討しているとこである。

 
 
 
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