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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年7月14日
  • 読了時間: 3分

 自民党は駄目だと言って参政党に投票してはいけない。

 そう言われている。参政党の醜い組織と構成員たちの実態が週刊誌によって告発され、標榜している理念のようなものはナチズムそのものだから。

 そんなことを言われても、参政党の支持者たちの態度は変わらない。意思がまったく揺るがないからだ。これは、社会に無関心の人達を開拓して支持者として育てたからだという指摘がある。宗教の手口ということである。実際に後ろ盾として極右のカルト宗教団体が複数ついている。

 


 参政党は、多くの有権者から支持されて当然の政策を掲げている。

 これはNHKから国民を守る党が支持されているのと同じである。製薬会社やNHKに苦しめられている庶民が大勢いるからだ。また、両党が右翼体質で実は自民党にすり寄っていたりの実態について認識できない人が庶民には多いからだ。

 そしてもう一つの問題は、他の党とその支持者たちが参政党とNHKから国民を守る党をいくらファッショだと言う批判をしていても、両党が支持を集めている薬害や受信料害に対してまともに取り組まないことだ。これだから、不真面目だけど標榜しているだけ少しはマシということになってしまう。


 有機農法や薬害問題に対して本当に関心が深い人なら参政党に投票しない。

 もうすでに見え見えであるが、参政党は選挙が済んだら態度が変わるにきまっているし、大手企業の製薬業界や大アグリビジネス企業から政治献金を貰えば、あっさりと言を翻すはずだ。あの金に対する汚さと執着からすると当然だ。

 そういうことに気づかない、なんとなく流されている人たちが、参政党に投票する。そんな人のほうが真面目な関心を持つ人より圧倒的に多い。

 

 こうして議席の過半数を獲得できない与党は、法案を通すため参政党に協力を求める。

 これを待ってましたと参政党は与党に与し採決で賛成党と化す。これがもともとの結党目的だった。後ろ盾の右翼カルト宗教が意図したとおり。もともと自民党と癒着した右翼カルト宗教が推している新党だから、そうしない方が奇妙である。

 これを見抜けないのは、参政党の支持者だけでなく、参政党に投票するなと呼びかけている野党支持者たちである。参政党の政策が悪いと言うばかりで、あの党の政策なんて実は嘘であるとは言わないからだ。なぜ言わないのか。NHKから国民を守る党を批判している人たちが、NHKの番組は良質だと思い込んでいるのと同じように、参政党を批判している人たちが、製薬会社と御用学者は正しいと思い込んでいるからだ。その立ち位置から批判したところで参政党の支持者たちの多くは態度を改めないのだ。


 参政党の支持者たちは、日本人なら参政党を支持して当たり前だと言う。

 だから批判されると支持者たちは異口同音に「あんた何人」と言う。日本人なら批判しないはずだと信じ込んでいるから。

 しかし、参政党を批判している人たちも、参政党の薬害に対する取り組みが嘘だと言える根拠を突き付けるのではなく、真面目に薬害に取り組む人たちを貶めてきたのと全く同じで「陰謀論」「反ワクチン」と異口同音に紋切型の罵声を浴びせる。それをしない人たちでも、せいぜい参政党のヘンテコ新憲法を批判するだけ。これでは批判が無力に決まっている。

 これだから参政党は支持されるのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年7月13日
  • 読了時間: 3分

 参議院議員選挙で外国人規制の公約を掲げる保守政党が相次いでいる。

 これは「保守票」の獲得を意図した奪い合いのためで、そうなると過激さを競い合い排外主義に至る恐れがあると指摘されている。そういう報道がある。

 これに対し、排外主義や差別主義を標榜するのは保守ではないという反発もある。例えば川内ひろし(ポスター表記)議員のように野党で保守の人(学生時代は右翼学生政治サークルの老舗である早大雄弁会に所属)およびその支持者たちである。


 果たして「保守を隠れ蓑にしたファシズム・ナチズム」の問題なのか。

 これは明確に間違いである。川内議員とその支持者から嫌われている左派の認識では、日本人は伝統的にファシストであり、これは思想史の関廣野などが何十年も前から説いてきた事実でもある。   

 また、神道と仏教は全体主義と差別主義の温床であると同時に、その全体主義と差別主義を大衆に強制する役割を担ってきた。もちろん権力と癒着して、権力の意を受けて。

 したがって、日本においては差別主義と排外主義こそが保守であり、人道主義は「反日」である。



 この伝統的な日本の価値観を抑制するのが日本国憲法である。

 だから、日本国憲法が基本的人権の尊重を謳っていることこそを保守派が嫌悪・憎悪しているのだ。このさい保守派は、日本国憲法とはアメリカが近代欧米的価値観を押し付けようとしたことが影響していて怪しからんと言ったり、アメリカ人が監修で読むなどの事情から最初は英文で書いてあって後から日本語に翻訳したことを曲解して、アメリカ人がアメリカで勝手に作ったものの英文和訳だとデタラメを言ったりまでしている。

 それくらい、保守派からすると日本的価値観ではないと感じる内容なのだ。そして護憲とは外国勢力の陰謀だと叫ぶし、統一協会のような外国の宗教でも、封建制度みたいなことを言っている分には日本的だと錯覚して寛容になる。


 こういう認識は当たり前のことだったはずだ。

 ところが、保守で良識派とかリベラル派とかカッコつきで記載される人たちが、自分自身に対する誤った認識によって、保守とは差別主義や排外主義ではないと言い出した。日本において、保守だけど良識派とかリベラル派とかは受け容れられていないのに。それでいて、保守派から左翼だと言われると反発するという滑稽なことになっているのだ。自分は保守で、左翼とは共産主義者などのことだと思い込んでいるから。

 これを彼らが一向に改める気が無いのは、川内議員とその支持者らのような人たちが、日本を根本的に誤解しているからである。  


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年7月12日
  • 読了時間: 2分

 川田龍平の街宣車が通るのに出くわした。

 彼は、最初に薬害エイズで被害者の象徴的な人物として神輿に載せて担がれたが、そうなると当然のことながら悪口を言われる。それだけなら仕方ないが、悪い評判は主にその人柄のためで、それもそのはずというべきか、彼が政治的に仲良くしている人達とは、とうてい尊敬できない軽蔑すべき人達であった。

 それでも支持者がいる。


 前に鈴木大地の話を取り上げた。

 彼は、かつてオリンピックで活躍した元水泳選手だが、それはとっくの昔のことだから選挙で集票するほどの知名度は無い。しかし引退後に水泳の協会の代表になっているので、政府から補助金を得るため政界入りするとなれば、組織的に応援する人達が出るので当選できる。

 これと川田龍平とでは事情が違うけれど、組織的に応援する人達がいるのは同じだ。



 医療過誤の被害者および訴訟の原告の団体がある。

 そこで川田龍平の応援をするための選挙広報の類が配られていた。まったく政治的な話ではない集会でのことだったから、けじめの無さに呆れたものだった。

 そのさい、知り合いの「医療ジャーナリスト」の女性に、ご都合主義の川田龍平が政治的に左右にぶれていることを指摘したうえで、そのような態度は議員として問題だと言ったところ、かなり感情的に反発され「右や左の問題じゃない」と言われた。政治で右や左の問題と無関係であることは不可能であるのに。そんなことで、ご都合主義を正当化してはならない。


 少しでも政治と関わることで右や左ではないというのは実にみっともない。

 しかし、よくいるのだ。自分は右でも左でもない、とか、問題は右や左ではない、とか。なんてことない、自分が右も左も解らないというだけのことだ。解らないことを誤魔化すために言っている情けない言質である。

 また、解ってない人に、解かると思って話してしまったことは、失敗であった。

 

 
 
 
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