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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年1月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年1月27日

 フジテレビが経営で大打撃らしい。

 もとは芸能人の性暴力の問題だった。その前から芸能界の性暴力体質が露呈して海外メディアでも取り上げられるほど問題になっていたが、そこへ具体的にベテラン芸能人の名が挙がって週刊誌に騒がれた。

 ところが、そこへフジテレビの局員が関与していた疑惑があって、さらにフジテレビ内では芸能人やアナウンサーの女性に対する性暴力が常態化しているらしく、しかも女性を騙して取引関係のある人たちに襲わせることがシステムになっているも同然だったとまで言われた。

 この企業ぐるみの犯罪体質が、ここ数十年に確立していたらしいということで、スポンサーの企業が印象悪化を恐れてフジテレビから宣伝を引き上げ、すでに支払っていた料金の返還を求める動きまで出てきた。これでは経営破綻や倒産もありうると指摘されている。


 フジテレビ社員の子供が学校でいじめられる危惧もある。

 すでにいじめられているとも言われている。しかし、どうして親の勤務先が学校で知られているのか。親の仕事は、ただ「会社員」だけのはずだ。他は「公務員」とか「自営業」など、とにかく種類だけで具体名は言わないものだ。

 おそらく、子供自身が言ったのではないか。それも自慢して。ちょうど『ドラえもん』でスネ夫がやっているように、親がフジテレビに務めているからコネで芸能人にサインしてもらったとか言って。「SMAPのサインだぞ」「中居正広に会ったこともあるんだぜ」「パパはフジテレビに勤めているからね」

 こうなると、ほんらい親の勤務先で不祥事があろうと子供は関係ないけれど、自慢していたら、すかさずいじめられるネタになるだろう。



 だからテレビ局はウザイ存在と言う人たちが昔から結構いる。

 そしてどの局も同じだと言われるが、しかしフジテレビの場合その特徴が嫌で、だから真っ先に潰れてくれたら嬉しいということになるのだ。ドラマとかアイドルとかフジテレビのやることに辟易してきたので。

 それらフジテレビがやってきたことは、強引な盛り上げ方であったが一応は成功したような部分があったので、他のテレビ局が影響されることがあり、それで増々の反感を買っていた。そこで大不祥事があってフジテレビ存続の危機とまでなったから、やっとフジテレビのしてきたことが終わってくれると、明らかに歓迎されている。


 ところで、性暴力の芸能人と関わった人たちの対応に空々しいと批判が出た。

 それは脚本家など仕事で関わった人たちのことで、性暴力の芸能人について「まさか、そんなことをする人だとは思わなかった」と言う。ほんとうだろうか、空々しい、とい

 そして、それを知っていたか否かとは別に、騒がれたらそんなふうに言い出す人たちは他のことでも、みんな小狡いことをしているという告発があったものだ。

 つまり、知らずに付き合っていたということにしたいらしいけれど、ある部分では同類項ということである。

 やはりハリウッド映画の有名な製作者が性暴力で刑務所に行ったが、そのさいも有名な俳優ら仕事で関わった人たちが「まさか、そんなことする人だとは思わなかった」と言っていた。そして、ほんとうかねと疑問を呈されていた。

 これはフジテレビの一件にも言えることだ。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年1月18日
  • 読了時間: 2分

 フジテレビが記者会見で馴れ合い。

 今、問題となっているフジテレビは、記者会見で記者会所属の記者だけにして他は締め出すという。会場の場が狭いからだという無茶苦茶な話で、それなら広い会場に変えるか抽選にでもするものだ。それを記者会所属だけというのは馴れ合いのためとしか言いようが無い。

 しょせんはフジサンケイということかもしれない。


 しかし馴れ合いということは他のメディアも同罪である。

 こんなことに対しては、出席できなかった人たちは猛抗議し、出席させてもらえる人たちも一緒に抗議するものだろう。そして妥協点が全くなければ皆でボイコットしてもいいはずだ。

 どうして、それをしないのか。それはマスメディアに勤務している人たちが特権階級意識だからだ。やはり、大手の会社に勤務しているからこそ特別に情報源に接することができると思っているのだ。


 つまり特権に酔いしれているのだ。

 そんなことで得られた情報に、大した意義はないはずなのだが、そこまでの問題意識は持っていまい。個人的に情報源に迫ったとでもいうならともかく、大手メディア企業に在籍しているから馴れ合いの中に参加できて話を聴くことができるというのでは、もはや取材したことにならないし、そんなことばかりしているのでは記者ではない。

 



 フジテレビよ恥を知れと言った人がいる。

 他のメディアも同罪だが、それにしてもフジテレビのやっていることは露骨である。かなり昔から言われてはいた。他のテレビも似たようなものだが、そこでもフジテレビの閉鎖性は他よりひどいということを。

 それに、テレビの報道など報道とは言えないと昔から指摘されてもいたが、その中でも特にフジテレビは、考えずに見ていても他と違って報道らしさが皆無だと言われていた。ただ、担当者にもよると言われていて、それはかつて自分でも取材を受けたさい個人差の大きさを直接に見ている。

 それが続いて、ついに綻びとか漏れとかの状態になり、いまさら慌てているのが、この状態ではないだろうか。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月22日

 先日、まだ生きていたのかと驚き呆れられたナベツネこと渡辺恒雄。

 この人は、東京大学を卒業して中央公論社の入社試験を受けたところ、百点満点の四科目で四百点だったそうだ。それで中央公論社の人たちは驚き、全科で満点なんて人に我が社の仕事では役不足だから他のもっと大手に行くべきだと言って丁寧に断ったそうだ。

 そして、後に読売新聞の社長になると中央公論社を買収した。

 


 こうして優秀さを発揮した渡辺恒雄。

 だが、ほんとうの優秀さだったかは話が別である。まず読売新聞の正月の社説で改憲を説かせ、新憲法草案まで発表した。

 これは慶応大学の小林節という法学者から評価されたが、この人は後に自民党に怒って態度が豹変した。これ以外では、法学と報道の両方から批判された。内容の御粗末さと、報道機関にふさわしくないということと。当たり前のことである。

 それ以上に、スポーツ新聞も同然の読売新聞では、まともに話題にならないと言われた。実際に最初一部で取り上げられたが、取り上げるのが間違いで、あんなもの批判もせず無視しておけば良かったというくらい、すぐに忘れ去られた。

 

 発行部数が世界一だと誇った渡辺恒雄。

 日本一の発行部数ということは世界一の発行部数である。しかし読者の支持ではなく、プロ野球などの宣伝と、強引で暴力的な訪問勧誘で、朝日新聞を抜いたというだけのこと。

 しかも、これを自慢したところ、外国のジャーナリストから「そんなの新聞じゃない」と言われた。人口比から発行部数が多すぎて、独自の報道や論調が不可能だ。もともと、これが日本の新聞の問題で、どの新聞も似たり寄ったりだから読んで面白くない。それなのに、強引に発行部数を増やし、そこには広告料金を高くとるための「押し紙」といわれる水増しと押し売りまで(どの大手新聞もやっているが)あるのだから、報道より金儲け、なおさら新聞らしくなくなるどころか、もはや新聞ではない。


 これでは本当の影響力があるわけない。

 そんなことも解らなかった渡辺恒雄。これでは優秀なようでいて無能というのが実質だ。こんな人なんかより、無名で地味な人々の細々とした努力の方が、はるかに社会に対して本当の意味での影響をしている。まったく無駄な虚しい努力をした渡辺恒雄ということで、一生を棒に振った無様な奴であった。

 「勘違いの男ここに眠る」と墓標に記すといい。 

 

 
 
 
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