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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月26日
  • 読了時間: 2分

 人体実験を繰り返した「731部隊」の元少年隊員の男性(93)は、意を決して体験を話したところネットで「ジジイ、噓ついてやがる」とたたかれた。「731はでっち上げ」という本も読んだ。怒りを感じつつ、証言を続けていると言う。



 証言が叩かれるのはテレビ朝日の影響大である。

 731部隊の話は嘘だと、右翼体質がひどい共同通信の論説委員で歴史修正主義者でもある久保文雄は、これをテレビ朝日で断言した。

 そんな人ばかり出したテレビ朝日。他にも屋山太郎や三宅久之が、テレビ朝日で低劣ウヨ発言を繰り返した。それを放置し続けた結果として今がある。

 朝日新聞の人は、どう思っているのか。


 少し前に日本維新の会の馬場伸幸代表が発言した。

 立憲党について「いても日本は何も良くならない」、共産に関して「日本からなくなったらいい政党」と。

 両党から撤回を要求されたが「政治家として信念、理念を持って発言している」「謝罪や撤回をする気はまったくない」と述べた。


 これもテレビ朝日が先鞭をつけた。

 同じ趣旨の発言を執拗に繰り返し撤回してない。駒沢大学の福岡政行が、共産党などは居ても無意味で、議席の無駄だから国会から排除するべき、などと。

 そんな局に共産党の人たちは呼ばれるたびに出演しては悪口を言われ続けたから、維新の人にも言われる。中曽根元首相なんか身から出た錆にも関わらず、彼が関与した疑獄事件についてテレ朝の取り上げ方が気に入らんと取材拒否。むしろ共産党が甘すぎるというべきだ。


 他にも実例を挙げたらきりがない。

 テレビ朝日が煽った結果なのに、後から他所事のように問題視する朝日新聞の怠慢というか堕落というかの実態である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年7月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年7月3日

 週刊文春の記事を右翼団体の代表者が問題にしていた。

 その記事は、あの朝日新聞阪神支局襲撃事件の犯人が野村秋介であったと推測する内容だった。しかし裏付けが無かったり根拠が薄弱だったりの思わせぶり記事である。それで、野村崇拝者としては我慢ならなかったようだ。

 また、昔から指摘されている統一教会の関与について記事は検証していない。


 統一教会を怪しむ見方は根強い。

 朝日新聞が統一教会主要資金源である霊感商法を告発したところ、組織的に電話をかけて麻痺させる威力業務妨害が発生した。これは統一教会など宗教団体の常とう手段であったが、警察は見て見ぬふりしていた。当時は統一教会と密接な関係の中曾根内閣であったから当たり前と言われた。

 さらに中曾根首相のブレーンたち特に渡部昇一上智大学教授は朝日新聞を攻撃することに暗い情熱を燃やしていて、全体的に保守的な朝日新聞を左翼だとヒステリックに罵りながら次第に渡部は統一教会との関係を自ら開けっ広げにするようになっていた。


 そこへ阪神支局襲撃事件が発生した。

 これに対して警察は多大な予算を投じて捜査し、遺留品などの物証も豊富だったが、解明できず時効となった。調べていくうちに統一教会の関係者へと近づくが、すると上層部から制止されたという証言があった。

 この当時、野村秋介は右翼団体の代表として、週刊誌のインタビューに応じ、右翼だったら朝日新聞より産経新聞のほうが悪いと見るはずだと指摘していた。渡部昇一が文芸春秋に次いで懇意の産経新聞は右派のふりして対米従属の自民党政権を正当化してばかりだからだ。



 それなのに週刊文春は統一教会説を無視して根拠薄弱な野村犯人視。

 これは週刊文春が統一協会をかばっていると見る向きがあり、先ほどの右翼団体の代表者も怪しんでいた。

 かつて文芸春秋は統一教会による天皇拝跪儀式の内部告発を掲載し、特に右翼団体の関係に衝撃を与えた。統一教会では文鮮明教祖に対し各国の支部が国の代表者に成り代わって跪き拝む儀式をしていて、米国では大統領の身代わりとして、日本では天皇の身代わりとしても支部長が教祖に拝跪しているということだった。

 これでは右翼が驚き怒るのは当然だが、この告発をしたくらいが精々で他はすべて統一教会と密接な中曾根首相の側に立っていた文芸春秋であった。渡部昇一の朝日新聞攻撃の場も専ら文芸春秋社が発行する雑誌であった。


 やはり文芸春秋は相変わらず統一教会の側に付いているのではないか。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年6月24日
  • 読了時間: 2分

 青木美希氏が以下のようにSNSで発信して同業者らが驚いていた。

 朝日新聞社に記者職で中途採用されたが、3年前に編集部門外に転属とされ、休みの日や業務時間外にジャーナリストとして取材し執筆していた。それによって出来た原稿を「なぜ日本は原発をやめられないのか」と題して本を大手出版社から出そうとしたところ、本の出版は「職務」であり「仕事の量とバランスを考慮して認められない」と会社がいうので呆然とした。原発問題については学生時代から調べ、勤めてきた新聞社2社(北海タイムス、道新)でも取り組んできたうえ、これまで自費で聞き歩いて書いたことが、なぜいきなり「職務」になるのか。



 昔から朝日新聞社で似たようなことがあった。

 本多勝一や筑紫哲也といった有名記者が他のメディアにも寄稿していると、上司が勤務先を優先にと止めさせたが、実は、記者としてモノにならない人が管理職になり、他の記者の活躍の場を守る形で社に貢献しようするのではなく、僻み根性により社の為と称して活躍している記者の妨害をしたのだった。

 それが相変わらずということか。


 しかも朝日新聞社だけの問題ではないようだ。

 例えば米国の新聞社では、所属する記者が他の新聞や雑誌から記事の寄稿を求められたり他の出版社から本を出したりすることを、優秀とか精力的とかで売れている記者がいると誇りにするけれど、ところが日本の新聞社は、正社員なのに他所に書くとは社に忠誠でないと怒る。

 そうした、いかにも日本的な「文化」が問題の根幹。

 
 
 
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