- 井上靜

- 2024年12月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月20日
朝日新聞のシリア報道がひどすぎる。
これは、みんな言っている。アサド大統領がいなくなって幸せいっぱいのシリア国民というヤラセ丸出しの記事ばかり。
いちいち指摘しなくても、すでに多くの人たちから言われている。それなりに説得力があるならともかく、いいかげんすぎて読者を舐め切っている。
もともと、リビアなど中近東北アフリカ諸国のイスラム圏についての報道が、NATO軍記者クラブの垂れ流しだった。それが相変わらずということだ。

拙書『朝日新聞の逆襲』で中心の話題だった。
国内の報道でも、警視庁記者クラブ垂れ流しが、朝日新聞は読売新聞よりはるかに酷く、それなのに読売新聞が御用記事ばかりであることを持ち出して、朝日新聞の報道を批判する人は、じゃあ読売新聞でいいのか、と言った近所に住んでいる朝日新聞の記者(当時)の発言などから、朝日新聞の堕落ぶりを問題にしていた。
そして、国内でそんな調子なのに、国外のことでは自分で取材して事実を報じるなんていう奇跡が起こりうるか、という話題だった。
中東北アフリカの報道が象徴するである。
それを取り上げて、朝日新聞の将来は暗いという結論だったが、それでは絶望的すぎるということで、編集の段階で出版社の意向から、少しは希望があるように付け加えさせられた。
これが不自然だという読者がいたけれど、今となっては付け加え無用だったと誰でも感じるのではないか。
しかも、改善しないどころかさらなる悪化である。
もちろんマスコミ全体の問題がある。
もうマスコミが斜陽産業だから、優秀な人材が集まらない。それが続いてきたので、会社組織としても従業員個人としても、まともな仕事のできる人が乏しくなっている。
それらたくさんあるうちの一つでしかない朝日新聞の惨憺たる現状なのだろう。


