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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月22日
  • 読了時間: 2分

 ハイチでの混乱について。

 相変わらず米国のやり方である。ベネズエラでもそうだった。勝手に次期首相や大統領とされる人物を仕立てて国際介入を依頼させ、それを根拠に米軍や武器を現地に送る。

さらに今回はカナダや国連も加わっているが、欧米メディアは全くこの事実を報道しない。


 アメリカ大陸侵略の時から続いている手法だ。

 先住民で言いなりになる者を勝手に酋長としてしまう。もともとのリーダーとそれを選んだ住民は叛徒として殲滅する。

 こうして成立した国々であるから、米国もカナダもオーストラリアやニュージーランドも同調する。

 

 最初の『ウルトラマン』にあった話。

 地球侵略を目論む宇宙人が、一人の子供を勝手に全人類の代表者と見做し、地球を我々に譲渡すると言えば好きな物を与えてやると誘惑する。

 これは脚本家が沖縄の出身者だから軍事基地のために土地を住民から取り上げる米国のやり方を風刺したものだと指摘された。



 こういう問題をかつては朝日新聞も取り上げていた。

 もう、そんなことは無くなって久しい。だから中東イスラムの報道から今日のウクライナクライシスに至るまで、堕落した報道まがいばかりなのだ。

 いまさら拙書『朝日新聞…』の指摘した通りだと我田引水しても詮無い事かもしれないが、残念ながら当たっていたのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年10月20日

 地元の護憲派市民団体が催した会合でも、ついに。

 それは講演の中でのこと。国際政治の専門家からマスコミ報道に批判があった。戦争を肯定はできないが、しかしウクライナは元々から内戦状態で、そこにロシアが軍事介入したという経緯であるのに、それをロシアの侵攻とか侵略とか言っているし、そもそも内戦状態となった原因とはアメリカが裏から唆したクーデターのためである。

 そうした事実が報道されておらず、突然に訳もなく攻撃があるという荒唐無稽な話から日本も危険なのでアメリカに追従のうえ防衛費の増額をするべきだと政府が言い出し、事実を知らされずに軍拡に走る非常に危険な状態である。


 キューバ危機から60年である。

 そして今、キューバ危機とは逆にアメリカが、ロシアの隣にあるウクライナにミサイルを設置しようとして、ロシアが止めろと言ってもアメリカは止めないから戦争になっている。

 プーチン大統も、ロシアはアメリカの隣にミサイルを配備などしていないが、逆にロシアがアメリカの隣国にミサイル配備したら、それはカナダやメキシコの勝手だと言って見過ごすのかと問い返し、これに「西側」の記者は黙ってしまった。


 そこで共産党の志位委員長は相変わらずの戯け。

 SNSで、歴史も現状も踏まえず、キューバ危機60年から核兵器廃絶へ話を逸らしていた。


 「1962年10月16日から始まったとされるキューバ危機からちょうど60年。

あの危機で核戦争が避けられたのは全くの僥倖でしかない。その後、60年間、核が使われなかったことも。僥倖がいつまでも続く保障はどこにもない。核兵器禁止条約を全世界に広げることは、文字通りの急務だ。」

 こんな認識の政治家が、世界中のどこにいるのか。他にいたら是非とも教えて欲しい。外交の場で、ケネディ大統領とフルシチョフ首相が、いかに粘り強く交渉し、政権内の説得に苦悩したかは、語り草である。もちろん結果が理想的とは言えないが、当時の考えられる可能性を必死で追及したことだけは確かだ。それを否定したうえで遥か未来の理想を説いてみせ「なんてエライこの俺様」とナルシシズムに浸るバカバカしさ。

 もっとも、前に指摘したとおり志位和夫という人は党内で対立しないよう凡庸な人をカカシにしているだけだから仕方ないが。


 ここでもっとも危惧されることは、先に指摘があったとおり、国民の多くが何も知らされないで勝手に事が進められてしまうことである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月5日
  • 読了時間: 2分

 ロシア軍がウクライナで包囲されそうになった場所で撤退したそうだ。

 これは同軍と外国の軍とメディアの其々が一致しているから事実だろう。ということは、やはり実際にロシア軍と戦争しているのはNATO軍と米国軍という見方を更に裏付ける事実だ。

 だから、最初は迫害されるロシア系住民の自治区が独立したのを助ける集団的自衛権の行使という形にしたが、次は住民投票で併合を決めて攻撃されたらロシア国内が被害に遭ったから自衛権は無制限という形にしたのだろう。



 ここでプーチン大統領は演説した。

 「米国は2度にわたり核兵器を使った世界で唯一の国で、日本の広島や長崎を破壊した」とも述べ、核兵器使用の「先例」をつくったと批判した。つまり戦術核の使用をほのめかしている。すでに核使用は前提であったが、正当な自衛になるという伏線をはったのだ。

 かつて原爆に拍手したオバマ大統領らの一方で、犠牲者を追悼して十字をきったプーチン大統領が話題だった。また、広島長崎の犠牲者は気の毒だが戦争だったので仕方ないと言い放った裕仁天皇の心無い発言で、マッカーサーとの惨めなツーショット写真を思いだした人もいた。かくも敗戦というものは無様である。


 またプーチン大統領は、日本もドイツも韓国も米国の従属国だと指摘した。

 それが現れているのが統一協会の問題だ。今、統一協会をテレビで擁護する出演者たちが「信教の自由」と言っているのは時代の変化を感じる。最初に大きく騒がれた80年代には「反共の為なら何でも許される」とメディアで発言がされていたのだから。

 あの当時は冷戦でソビエトのアフガン侵攻があった。今ロシアがウクライナ侵攻の最中。しかし問題は戦争より共産主義だったわけだ。

 それで統一協会は傍若無人だったけれど、今ではやり方を変えている。それでも日本では自民党と持ちつ持たれつ相変わらずだ。従属国の政権与党であることに付け込まれているのは同じだ。だからプーチン大統領の指摘した通りである。


 
 
 
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