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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年8月17日

 新元号が発表されたさい、令和が昭和と似ていると評判が悪かった。

 だいたい、センスの悪い人たちが選定の担当者で、あんな人たちは識者どころか何も解かっていないと言っている人たちもいた。

 それについてビートたけしが、新元号は森加にして、あの森友・加計の事件を記念して森加元年なら良かったと言って池上彰を笑わせていたけれど、少なくとも令和よりは印象が強いだろう。

 れいわ新選組は、維新の会に対する皮肉にもなっていると山本太郎が言ってた。



 さて、判決文に西暦で日付を書いた裁判官が左遷されたことがあった。

 あの時、弁護士たちがMe tooしなかった。そして今でも弁護士会は懲戒請求などで番号に元号を使う。裁判所に出すものでない内部のものでも迎合している、というより弁護士会がどこも極右だから所属が義務の弁護士は逆らえないのだ。

 表向きは、強制に反対だと言うが、声明を発表して仕事したふりだけである。これは元号に限らず、他の反動的な法案についても同じだ。弁護士会は建前どころか嘘の声明を発表している。なぜなら、それに反対して権力から迫害されている市民を、権力と一緒になって迫害しているからだ。


 ところで立川の裁判所は霞が関より右翼的である。

 日付が元号ではないから訂正印を押して書き換えろとか、受理した後で電話かけてきて訂正に来いとか言う。

 そんなことが何度もあって怒ったから、日付だけでなく事件番号も令和5年(ワ)1234号ではなく2023年(ワ)1234号と書くようにしている。こういうことを弁護士はやらない。弁護人たちは権力に物申すのを怖がる以前に、だいたいが問題意識を持っていないからだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月7日
  • 読了時間: 2分

 元自衛官の五ノ井里奈さん法廷で倒れる。

 この報道に驚いた人たちが多い。これは自衛隊内部での強制わいせつ罪に問われた元隊員3被告の第2回公判でのことだった。

 福島地裁の法廷で被告の元上司への証人尋問中に、被害者参加人として法廷にいた五ノ井さんは体の具合が良くないことを訴えたうえで倒れた。裁判は一時休廷となり、五ノ井さんは病院に搬送されたということだ。



 医療裁判では、よくあること。

 その証言のさい、忌まわしいことを思い出し気分が悪くなってしまうからだ。しかも、加害者の側は自分の行為を正当化するために、故意または結果として被害者を貶める。わざと嫌らしいことを言う加害者側の弁護士がいるし、直接は言ってなくても結果そういう意味になってしまうこともある。

 これは性犯罪と似ている。それで同様のことになるのだろう。


 また、加害者側が嘲り笑うことがある。

 とくに防衛医大のような国丸抱えの大きなところは、その訴訟代理人が正に虎の威を借りる狐の態度で凄まじい侮辱をし、これに挑発されて感情的になると粗暴な性格だと罵り、気分が悪くなって倒れそうになったりすると仮病だ狂言だと喚き、さらに人格攻撃に移るものだ。


 しかもインターネットで誹謗中傷が始まる。

 その違法な発信に発信者情報開示請求すると、権力に擦り寄る裁判官が横から割り込み潰してしまい、いやなら訴訟を取り下げろと迫る。こんなことばかりしている裁判官のことは既に告発した通りである。

 つまり、精神的打撃を受けたところへ付け込んで傷口に塩を摩り込むようにする拷問で諦めさせようと迫るのだ。

 

 ほんとうに、この国の上層部には人間の屑ばかりいるのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月1日
  • 読了時間: 2分

 『火垂るの墓』のアニメ化を原作者の野坂昭如は観ていないと言っていた。

 このアニメ化では、西宮のおばさんが只の意地悪にしか見えない描き方であった。小説と違って背景を詳しく説明するわけにはいかないのが映画である。

 だからなのか、かつて松嶋菜々子が西宮のおばさんに扮したドラマでは、その動機が解かり易くなる場面を加える脚色をしていて、しかもそれは戦争批判がより強まる内容だった。


 西宮のおばさんは、夫が戦死した知らせを受けて泣いていたが、それを励ますつもりで清太は、国に命を捧げたのは立派なことなのだから悲しんではいけないと説教してしまい、おばさんは激怒、嫌がっているのを引きずるように連れて行かれて虫けら同然に殺されたんだと言うと、そんなことは非国民の言うことだと清太は批判する。これで決定的に、おばさんの態度が変わるという脚色だった。



 さて、松嶋菜々子のデビュー作は連続ドラマ『ひまわり』であった。

 これは始まるさい『♫君が〜跳んだ〜水たまり〜へと、夏の~…』と山下達郎が歌っていた。

 この松嶋菜々子が司法修習生の主人公を演じたドラマの当時、自分は医療訴訟の初期で、弁護士に女性の司法修習生が付いていた。彼女は『ひまわり』観ていると言ってた。

 彼女は拙陳述書を読んで医学部の図書館で関係する文献の複写をして来てくれたが、完璧だったので同じ法律事務所のベテラン弁護士が「優秀だな」と感心した。

 主任弁護士は、陳述書がシッカリしていたと言い、書けない依頼人が多いから、書ける依頼人は助かるとしながらも、読んだだけで医学文献を調べた司法修習生は凄いと褒めていた。

 極めて難しい医療訴訟で勝訴しマスコミから取材という結果に、彼女の貢献度は高かった。その後、主任弁護士に紹介された法律事務所に就職した。


 松嶋菜々子と山下達郎のことで懐かしいことを思い出した。

 
 
 
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